男子フリースタイル55kg級 松永共広(まつなが・ともひろ)


 【生年月日・年齢】1980年6月27日、25歳。

 【出身】静岡県。静岡・沼津学園高〜日体大卒。

 【所属】ALSOK綜合警備保障

 【身長】163cm

 【成績】静岡・焼津リトル時代に全国少年選手権5連覇のあと、95年に史上初めて全国中学生選手権3連覇を達成した。

 沼津学園高時代には、97・98年に2年連続でJOC杯ジュニア選手権を含め高校五冠王へ。日体大へ進み、01年は全日本選抜選手権54kg級3位のほか、学生二冠王と国体(ともに54kg級)で勝ち、全日本選手権55kg級(以下同じ)で初優勝した。

 02年は世界学生選手権で優勝。田南部力の壁を破れずに04年アテネ五輪には出場できなかったが、04年全日本選手権で優勝。

 05年は2月にヤシャドク国際大会、3月にダン・コロフ国際大会で連続優勝。5月のアジア選手権でも3位に入り、8月のジオルコウスキ国際大会で五輪V2王者のナミク・アブデュラエフ(アゼルバイジャン)と現役の欧州王者ゲンナディ・チュルビア(モルドバ)を破って優勝した。


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※世界選手権は初出場



 【2003年】
6月 アジア選手権 6位 予選1回戦 [2-3=6:21] Bauyezhan Orazhalyev(カザフスタン)
  (55kg級)   予選2回戦 [4-5=7:20] Mohammad Aslani(イラン)
      予選3回戦 [7−5] Enkhtur Badamgoikhan (モンゴル)
                     
 【2005年】                      
2月 ヤシャドク国際大会 優勝 1回戦 [2−0] Yang Jae Hoon(韓国)
  (55kg級)   2回戦 [2−0] Asgahhan Novruzov(アゼルバイジャン)
      準決勝 [2−0] Vusal Axundov(アゼルバイジャン)
      決  勝 [2−0] Namid Sevdimov(アゼルバイジャン)
3月 ダンコロフ国際大会 優勝 1回戦 [2P0:54] Berguia Anoha(フランス)
  (55kg級)   2回戦 [2−0] Amzah(フランス)
      準決勝 [2−0] Yosefi Magid(イラン)
      決  勝 [2−1] Besik Gochashivili(グルジア)
5月 アジア選手権 3位 予備戦 [2−0] Anil Kumar(インド)
  (55kg級)   1回戦 [2−0] Enkhtur Badamsaikhan(モンゴル)
      準決勝 [0−2] Dilshod Mansurov(ウズベキスタン)
      3位決定戦 [2P1:41] Kim Jong Dae(韓国)
8月 ジオルコウスキ国際大会 優勝 1回戦 [2−1] Namig Abdullaev(アゼルバイジャン) 
  (55kg級)   2回戦 [2P0:53] Evgeny Kolbrin(ロシア)
      準決勝 [2−0] Zalimkhan Kutsaev(ロシア)
      決  勝 [2−1] Ghenadi Tulbea(モルドバ)
※2005年から2分×3ピリオド制にルール変更。結果はピリオドスコアを明記。