ワールドカップ(W杯)とは




 国際レスリング連盟(FILA)は、アテネ五輪で女子が採用されることが国際オリンピック委員会(IOC)によって正式決定された直後の2001年10月、女子ワールドカップをスタートさせた。

 レスリングのワールドカップは、世界のトップチームよる団体戦で、全階級にわたる総合的な実力を競う大会。団体の勝敗とともに、階級ごとに個人でも勝ち点によって順位が争われる。

 2004年大会までは、参加国の総当りリーグ戦で行われていたが、2005年大会からは6ヶ国が2グループに分かれ、1位同士が決勝、2位同士が3位決定戦、3位同士が5・6位決定戦を行うシステムに変わった。

 男子では1973年から実施されており、世界選手権と並ぶビッグ大会。当初は各大陸の最強国を集めて行われていたが、大陸間で実力格差があるため、大陸代表にこだわらず強国を集めて行われるようになり、現在では前年の世界選手権の国別対抗得点での上位国に出場資格が与えられている。



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