エジプトが男女６階級で五輪出場権獲得か…アフリカ選手権【2008年３月12日】
北京オリンピックの出場権獲得を兼ねたアフリカ選手権が３月７〜９日、チュニジア・チュニスで行われ、エジプトが男子フリースタイル２階級（60、96kg級）、男子グレコローマン３階級（55、60、120kg級）、女子１階級（63kg級）で優勝した。
過日のパンアメリカン選手権のように、昨年の世界選手権に不出場だった場合には五輪出場権を与えられないという規定が採用されるのなら（参考記事⇒クリック）、この６階級のうち男子グレコローマン55kg級が除かれる代わりに、２位に入った男子フリースタイル120kg級が加わるので、いずれにせよ６階級で北京五輪の出場権を獲得したことになる。
ただし、この規定に準ずるなら男子フリースタイル55kg級に出場した７ヶ国はいずれも昨年の世界選手権へ出場しておらず該当選手がなくなってしまう。国際レスリング連盟（FILA）内でも混乱しているようで、公式ホームページ上にあった出場権獲得一覧表が消えている。正式な出場権獲得国がはっきりするまでに時間がかかりそうだ。
ＦＩＬＡは本ＨＰの問い合わせに対し、「新しい情報が入り次第、すぐに連絡する」と回答している。
なお、アテネ五輪の男子グレコローマン96kg級で優勝したイブラヒム・カラム（エジプト）は出場しなかった。３月１〜２日の「ハンガリーカップ」の決勝戦で左腕を負傷、表彰式には腕をつって参加しており、その負傷のためと思われる。
各階級の成績は下記の通り（注・前述の理由により、五輪出場権獲得国は明記しません）
◎男子フリースタイル
【55kg級】
[1] DIATTA Adama（セネガル）
[2] ATTAYA Mohamed（チュニジア）
[3] BOTHA Pierre（南アフリカ）
[3] AOUNE Faycal（アルジェリア）
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【60kg級】
[1] MADANY Hassan Ibrahim（エジプト）
[2] DE JAGER Neels（南アフリカ）
[3] BOAZ Isaac（ナイジェリア）
[3] SALOBADRIATE Victor（セネガル）
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【66kg級】
[1] BARNES Heinrich（南アフリカ）
[2] IDRISSA DIATTA（セネガル）
[3] GHOUINI Billel（アルジェリア）
[3] BELAYECH mohamed ali（チュニジア）
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【74kg級】
[1] ENETMI JOEL（ナイジェリア）
[2] ADDINALL Richard（南アフリカ）
[3] JELASSI Riadh（チュニジア）
[3] MIDANA Augusto（ギニアビサオ）
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【84kg級】
[1] RHIMI Adnene（チュニジア）
[2] DE VILLIERS Coenraad（南アフリカ）
[3] KHOUILI MUSTAPHA（モロッコ）
[3] THIAM Ablaye（セネガル）
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【96kg級】
[1] EMARA Saleh Moustafa（エジプト）
[2] BELLA LUFU KAKOUMA（南アフリカ）
[3] RHIMI ROCHDI（チュニジア）
[4] SECK SAMUELLatyr（セネガル）
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【120kg級】
[1] SIEWARI Wilson（ナイジェリア）
[2] ABDELWAHED Hisham（エジプト）
[3] CHEBBI Slim（チュニジア）
[4] JACOBS Dawie（南アフリカ）
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《国別対抗得点》
[1] 南アフリカ 61点、[2] チュニジア 57点、[3] セネガル 48点、[4] ナイジェリア 42点、[5] エジプト 41点、[6] カメルーン 23点
◎男子グレコローマン
【55kg級】
[1] HASSAN Mostafa（エジプト）
[2] BENBRIH Billel（アルジェリア）
[3] NAZIH Nabil（モロッコ）
[3] BOUTHOURI Maher（チュニジア）
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【60kg級】
[1] MELIGY Ashraf Mohamed（エジプト）
[2] ZOGHBI Mohamed（アルジェリア）
[3] BASSEY Williams（ナイジェリア）
[3] KEFI Zied（チュニジア）
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【66kg級】
[1] SERRIR Mohamed（アルジェリア）
[2] VAN MYK Arrie（南アフリカ）
[3] DZABATOU Platini（コンゴ）
[3] HAMZA Louati（チュニジア）
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【74kg級】
[1] ZEGHDENE Messaoud（アルジェリア）
[2] ABDELSADEK Ahmed（エジプト）
[3] ZIED Ayet Ikram（チュニジア）
[3] IKWUAGWU Ifeany（ナイジェリア）
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【84kg級】
[1] ACHOURI Haykel（チュニジア）
[2] FUKWABO MUNTU David（コンゴＲＤ）
[3] MABONGA Michel（コンゴ）
[3] AGBONAVBARE Joe（ナイジェリア）
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【96kg級】
[1] BOUGUERRA Samir（アルジェリア）
[2] AYARI Houcine（チュニジア）
[3] VAN HUYSSTEEN Etienne（南アフリカ）
[4] IKPOM Paul（ナイジェリア）
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【120kg級】
[1] ABDELRAHMAN SAKR Yasser（エジプト）
[2] ASSADI Karim（チュニジア）
[3] ABRAHAMS Ryan（南アフリカ）
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《国別対抗得点》
[1] チュニジア 60点、[2] アルジェリア 48点、[3] エジプト 45点、[4] ナイジェリア 43点、[5] 南アフリカ 39点、[6] モロッコ 30点
◎女子
【48kg級】
[1] HAMZA Naziha（チュニジア）
[2] OZITI Sammy（ナイジェリア）
[3] DIMA Marine（マダガスカル）
[4] MAHMOUD Mona Samir（エジプト）
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【51kg級】
[1] RAWAFI Wassila（チュニジア）
[2] CHIWENDU AGUIHE（ナイジェリア）
[3] MADI Mpo（南アフリカ）
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【55kg級】
[1] ODOHI Lovina（ナイジェリア）
[2] AMRI Marwa（チュニジア）
[3] TOURE Nene（ギニア）
[3] SONKO Rokhyatou（セネガル）
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【59kg級】
[1] RIABI Hela（チュニジア）
[2] MUSA Maria（ナイジェリア）
[3] SAMBOU ADELAIDE（セネガル）
[4] ANDRIANTSALAMA Tsilavina Manuella（マダガスカル）
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【63kg級】
[1] FARAG Haiat（エジプト）
[2] DIATTA Khady（セネガル）
[3] KOUASSI STEPHANIE（コートジボアール）
[3] GERINGER Zumicke（南アフリカ）
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【67kg級】
[1] IFEOMA IHEANACHO（ナイジェリア）
[2] SOLONIAINA Josiane（マダガスカル）
[3] CHORTANI Sana（チュニジア）
[4] EUFRASIE SAMBO（セネガル）
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【72kg級】
[1] OBIAJUNWA Amarachi（ナイジェリア）
[2] MATHLOUTHI Sabrine（チュニジア）
[3] SMITH Desire（南アフリカ）
[3] ALI ANNABEL Laure（カメルーン）
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《国別対抗得点》
[1] チュニジア 62点、[2] ナイジェリア 61点、[3] セネガル 38点、[4] 南アフリカ 30点、[5] マダガスカル 27点、[6] エジプト