男子両スタイルの全日本チームが合宿スタート【2008年7月4日】






 北京五輪代表6選手を含む男子両スタイルの全日本チームが7月3日、東京・ナショナルトレーニングセンター(NTC)で合宿をスタートさせた。

 初日には日本協会の福田富昭会長は姿を見せ、「オリンピックまでに片付けておかなければならない課題を整理し、死にもの狂いで取り組め。まず体力。体力がしっかりしてこそ技術が生きる。ベテランになると苦しいトレーニングを嫌がってしまうが、それでは駄目。しっかりと練習し、自信を持って、どんなヤツが相手でも倒す気概を持て」と選手を激励。

 富山英明強化委員長(日大教)は「調整は2週間もあればできる。すなわち、あと20日以上は息を徹底的に上げて自分を追い込む練習をやってほしい。エネルギーを出し尽くさないと不安が残るはず。不安の残るような練習はするな」と、残る期間の全力投球を注文。パートナーとして参加した選手には、ツメを短く切っておくことを要求。引っかき傷であっても大きな痛手になるためで、万全の」コンディションで五輪に臨めるよう細心の注意をうながした。

 合宿は6日まで。2日目の4日には、五輪の柔道で金メダルを取ってプロ入りし吉田秀彦選手や瀧本誠選手らプロ選手が参加する。


《iモード=前ページへ戻る》

《前ページへ戻る》