清水博之(自衛隊)太田充洋(津久見高教)らが順当勝ち…全日本社会人選手権最終日【2008年7月14日】
全日本社会人選手権最終日は7月13日、埼玉・朝霞市民総合体育館サブアリーナで個人戦の男子グレコローマンが行われ、6月の明治乳業杯全日本選抜で優勝した66kg級の清水博之(自衛隊)や84kg級の太田充洋(大分・津久見高校)が順当に優勝した。
両スタイルの60kg級に出場した村田知也(三重・久居高教)はどちらも優勝を逃したものの、全日本選手権にも出場するレベルの選手が両スタイルに挑
戦した健闘を称えての敢闘賞獲得となった。
各階級の成績は下記の通り。
男子グレコローマン66kg級優勝・清水博之の話「うれしいです。(明治乳業杯で優勝したばかりですが)自分の試合勘を養うためと、レスリングの向上の為に出場しました。ボールピックアップのときに相手に立たれてしまう事が多いのでこれからもっと確実に勝てるように練習して行きます。次は国体で優勝し、全日本選手権でも優勝できるようがんばります」
敢闘賞受賞の村田知也の話「長くやっててよかったなあと思います。レスリングが大好きで趣味でもあるので、仕事に支障がないようなら社会人オープンにも出場します。 自分自身はグレコの選手ですが、普段は高校生にフリースタイルを教えているので、フリースタイルにも挑戦していきたいと思います。いまは競技者ですがこれから先、生涯スポーツとして楽しんでいくことができるので楽しみです。とりあえず天皇杯の優勝を目指して頑張ります」
◎個人戦
【男子グレコローマン】
▼55kg級 [1]平尾清晴(新潟県協会)、[2]禎卓也(自衛隊)、[3]山下誠司(群大ク)、伊藤光(岡山・倉敷北中教)
▼60kg級 [1]堀 弘輔(自衛隊)、[2]城戸義貴(自衛隊)、[3]田澤拓誠(東洋大ク)、村田知也(三重・久居高教)
▼66kg級 [1]清水博之(自衛隊)、[2]板倉史也(青山学院大学コーチ)、[3]井澤涼(自衛隊)、根本悠一(警視庁ク)
▼74kg級 [1]角功介(自衛隊)、[2]江藤紀友(自衛隊)、[3]後藤秀樹(日本文理大学)、大沼憲和(喜多工ク)
▼84kg級 [1]太田充洋(大分・津久見高教)、[2]伊藤諒(自衛隊)、[3]加納篤(兵庫・神戸中教)、棚原雅巳(自衛隊)
▼96kg級 [1]長田吉弘(自衛隊)、[2]麻生将秋(ALSOK綜合警備保障)、[3]曽我部健(日亜化学工業)、木曽秀幸(フィギュア・フォー・クラブ)
▼120kg級 [1]中本将生(広島県協会)
《個人賞》
【最優秀選手賞】▼男子フリースタイル 小原康司(74kg級=自衛隊)、▼男子グレコローマン 太田充洋(84kg級=大分・津久見高)、▼女子 甲斐友梨(51kg級=アイシン・エイ・ダブリュー)
【優秀選手賞】▼男子フリースタイル 齋藤将士(60kg級=警視庁ク)、▼清水博之(66kg級=自衛隊)、▼女子 齋藤貴子(59kg級=自衛隊)
【敢闘賞】織山昭仁(男子フリー84kg級=秋田市役所)、村田知也(男子グレコローマン60kg級=三重・久居高教)、佐々木美樹(マスターズA74kg級=秋田市役所)、庄司薫(マスターズB60kg級=山形ク)、安田昭司(マスターズ66kg級=静岡ク)