GOLD KID'S（東京）が９階級で優勝、澤太郎（吹田市民教室）がＶ７…全国少年少女選手権【2008年７月28日】






　第25回を迎えた全国少年少女選手権が７月25〜27日、東京・代々木第１体育館で行われた。キッズレスリングのブームは今年も健在で、177クラブから1563人の選手が参加。初日の開会式前には北京オリンピック代表チームの壮行会も行われ、憧れのお姉さんお兄さん選手たちを”生観戦”。それがいい刺激になったのか、シニア・レスラーに負けない闘いが３日間にわたって繰り広げられた。

　男女107階級で最も多く優勝選手を輩出したクラブは、昨年の11人以上の部の優勝チームであり元世界チャンピオンの成国（旧姓飯島）晶子さんが率いるGOLD KID'Sで９階級制覇。５年32�s級の沼崎和弥が４連覇、成国さんの長男で５年34kg級の成国大志が４度目の優勝、６年女子＋45�s級の木澤早織がJOCアカデミーの古市雅子を決勝で破って優勝した（今年から団体表彰はなし）。

　松戸ジュニア（千葉）と吹田市民教室（大阪）が７階級優勝で続いた。６年42�s級の澤太朗（吹田市民教室）は７年連続優勝を達成。

　二世選手では、アテネ五輪銅メダリストの田南部力さん（警視庁）の長男の田南部魁星（六機キッズ）が幼年・年長19kg級RED級で優勝し、世界V３の佐々木（旧姓山本）美憂さんの長男、佐々木アーセン（KB）が６年＋57kg級で勝ち、血筋のよさを見せた。
　
　約1600人が参加して大盛況に終わった今大会だが、運営面が限界であるため、来年からは小学校１〜６年の部に限定することが決まり、大会規模を縮小する方向になった。


　各階級の成績は下記の通り。（ｐｄｆファイル ⇒ クリック、全国少年少女連盟ホームページ ⇒ クリック）

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