アントニオ猪木さんが闘魂注入!…日体大の北京五輪壮行会【2008年8月2日】






 日体大の北京オリンピック代表選手の壮行会が8月1日、東京・京王プラザホテルで行われ、日本協会の福田富昭会長、日体大レスリング部OBの松浪健四郎・文部科学副大臣(日本協会副会長)ら約250人が、5人の代表(松永共広、湯元健一、池松和彦、笹本睦、松本慎吾=いずれもOB)代表選手を激励。各所属からは激励金などが手渡された。

 最初にあいさつに立った松浪副大臣は「日体大OBとして夢と誇りを持ってやってきた。北京での活躍を期待している」と激励。居並ぶ学生選手には「最近、ボクにあいさつをしない選手が多い。日体大レスリング部のOBですので、覚えてください」と付け加えた。福田会長は「全員が金メダルの候補。あとはいかに自信を持って闘うかだ。このような優秀な選手をつくった日体大に感謝したい」と話した。

 1964年東京五輪と1968年メキシコ五輪で優勝した小幡(旧姓上武)洋次郎さんは、毎年夏の日体大の草津合宿へ行って一緒に汗を流している。「今回は5選手が日体大だったが、ロンドン五輪では日大、山梨学院大、拓大、国士大などからも代表が出るでしょう…。あと早稲田も(小幡さんの母校)。そうすると12、13選手が五輪に出る。その選手たちが頑張るためには、今回の選手がいい成績を取ること。ボク達の時代は先輩が世界で勝っていたので、世界に出れば自分も勝てると思っていた」と経験談を披露。次につなげるためにも今回の五輪代表選手のい奮起を促す一方、「今から必死になって練習しても強くなるものではない。練習をやりすぎて、けがをしないように」とブレーキもかけた。

 このあと、藤本英男部長らと交流のある元プロレスラーのアントニオ猪木さんが登場。ステージ上での闘魂ビンタこそなかったものの、代表選手に気合を入れて健闘を期待
(右上写真)。これでは物足りなかったのか、望んで闘魂ビンタを受けた選手もいて盛り上がった。

日本協会の福田富昭会長のあいさつ
日体大OBのプロレスラー、永田裕志さんも登場。右は藤本英男部長。 木口道場の木口宣昭代表は教え子の笹本に激励金とTシャツを贈呈 各選手の高校時代の恩師などがと記念撮影へ。

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