三村冬子(日大)が優勝、2選手が銅メダル…世界ジュニア選手権第4日(女子)【2008年8月2日】
世界ジュニア選手権第4日は8月1日、トルコ・イスタンブールで女子4階級が行われ、48kg級の三村冬子(日大)が4試合に勝って優勝。昨年の銀メダルに続いてのメダルを獲得した。
55kg級の清水明子(自衛隊)と63kg級の佐藤文香(愛知・至学館高)はともに準決勝で敗れたが、3位決定戦に勝って銅メダル。72kg級の増尾優華(中京女大)は3位決定戦で敗れて5位に終わった。
女子はこの日で終了し、「金2・銅3」の成績。昨年の「銀1」を上回ったが、2006・07年の3階級制覇には及ばなかった。国別対抗得点は2階級で優勝したロシアが61点で勝ち、日本は52点で2位だった。
日本でこの成績を聞いた女子の栄和人ヘッドコーチは「去年の金0の反省をふまえ、全日本チームの合宿に常にジュニア選手も呼んで一貫した強化をはかってきた成果が出た。ジュニアのスタッフに感謝したい」と、最低限度の目標をクリアしてホッとした様子。しかし、「日本の伝統と底力からすれば、金を4個も5個も取らなければならない。気を抜くことなく、これからもジュニアの強化に力を入れていきたい」と話した。
各選手の成績は下記の通り。
◎女子
【48kg級】三村冬子(日大) 優勝=19選手出場
1回戦 BYE
2回戦 ○[フォール、2P(5-0,4-0)]LARSSON Linda(スウェーデン)
3回戦 ○[フォール、2P(3-0,5-4)]MATEJOVA Lenka(スロバキア)
準決勝 ○[2−1(1-4,1-0,1-0)]LAMPE Alyssa(米国)
決 勝 ○[2−0(7-0,5-0)]ESHIMOVA Zhuldyz(カザフスタン)
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【55kg級】清水明子(自衛隊) 3位=18選手出場
1回戦 BYE
2回戦 ○[フォール、1P(0-7)]ANTONOPOULOV Panagiota(ギリシャ)
3回戦 ○[2−0(6-2,3-2)]PETER Katharina(ドイツ)
準決勝 ●[1−2(1-2,2-0,0-1)]KISEL Irina(ロシア)
三決戦 ○[2−0(4-3,4-0)]GRIGORJEVA Anastasija(ラトビア)
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【63kg級】佐藤文香(愛知・至学館高) 3位=15選手出場
1回戦 ○[2−1(1-2,7-2,4-0)]CHICOINE Nikita(カナダ)
2回戦 ○[2−1(1-1,2-1,4-2)]KUNDU Suman(インド)
準決勝 ●[1−2(1-4,0-2)]GRABOWSKA Paulina(ポーランド)
三決戦 ○[2−0(3-0,3-0)]SAVENIA Hanna(ベラルーシ)
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【72kg級】増尾優華(中京女大) 5位=15選手出場
1回戦 ○[2−1(2-0,0-1,1-0)]PIETRZYK Magdalena(ポーランド)
2回戦 ○[2−0(5-3,2-0)]KAYFMAN Khrystyna(ウクライナ)
準決勝 ●[1−2(0-4,1-0,0-1)]YILMAZ Simge(トルコ)
三決戦 ●[0−2(1-2,0-2)]WEBERG Emma(スウェーデン)
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《国別対抗得点》
[1]ロシア 61点、[2]日本 52点、[3]米国 43点、[4]トルコ 36点、[5]ウクライナ 35点、[6]スウェーデン 34点、