松永共広(ALSOK綜合警備保障)はセネガル、湯元健一(日体大助手)はタジギスタンと対戦…北京五輪第6日組み合わせ【2008年8月18日】







 男子フリースタイルが始まる北京五輪第6日(2階級)の計量と組み合わせ抽選が8月18日、試合会場で行われ、55kg級の松永共広(ALSOK綜合警備保障)は1回戦でアフリカ代表のアダマ・ディアッタ(セネガル)と、60kg級の湯元健一(日体大助手)は2回戦で2007年アジア選手権5位のビタリ・コリャキン(タジギスタン)と対戦。

 初戦を勝つと、松永は昨年世界5位のデビフィック・オダバシ(トルコ)と、湯元はバウルザン・オラズガリエフ(カザフスタン=昨年世界7位)とヨゴシュワル・ドット(インド=今年のアジア王者)の勝者と対戦。

 松永のブロックには強豪が集まった。勝ち上がるとと、3回戦で2003・05年世界王者のディルショド・マンスロフ(ウズベキスタン)や世界3位のリスワン・ガドシェフ、キューバ代表のマイケル・ペレスのいるブロックの勝者と対戦。準決勝で世界王者のベシク・クドゥコフ(ロシア)、世界2位のナランバータル・バヤラー(モンゴル)のいるブロックの勝者が待っている。

 逆に、湯元は強豪がすべて反対側のブロックへいった。世界王者のマブレット・バティロフ(ロシア)、アテネ五輪王者のヤンドロ・キンタナ(キューバ)、2006年世界王者のセイェド・モハマディ(イラン)などが反対側のブロックで争う。

 なお同級世界2位のアナトリー・グイデア(ブルガリア)は負傷のため棄権。同国から代替選手がいないため、2006年世界2位のマイク・ザディク(米国)が急きょ選出された。

 松永は「やるしかありません」、湯元は「自分の力を出し切ります」とそれぞれ話し、富山英明強化委員長は「男子で絶対にメダルを取って帰る。やるしかない」と話した。

 2階級の組み合わせは下記の通り。


 ◎男子フリースタイル

 
【55kg級】=19選手出場

 ▼1回戦
DIATTA Adama(セネガル)−松永共広(日本)=A
PEREZ GONZALEZ Maykel Anonio(キューバ)−GADZHIEV Rizvan(ベラルーシ)=B
MANSUROV Dilshod(ウズベキスタン)−MUKHTARBEKULY Zhassulan(カザフスタン)=C

 ▼2回戦
YANG Kyong II(北朝鮮)−SEVDIMOV Namik(アゼルバイジャン)
金孝燮(韓国)−SANCHEZ Francisco(スペイン)
CEJUDO Henry(米国)−VELIKOV Radoslav(ブルガリア)
TOARCA Petru(ルーマニア)−GOCHASHVILI Besarion(グルジア)
DABBAGHI SOURAKI Abbas(イラン)−SERRANO Freddy(コロンビア)
NARANBAATAR Bayaraa(モンゴル)−KUDUKHOV Besik(ロシア)
AKGUL Sezar(トルコ)−Aの勝者
Bの勝者−Cの勝者


 【60kg級】=19選手

 ▼1回戦
RAMAZANOV Murat(マケドニア)−ODABASHI Tevfik(トルコ)=A
QIN He(中国)−QUINTANA RIBALTA Yandro Miguel(キューバ)=B
HUSEYNOV Zalimkhan(アゼルバイジャン)−BATIROV Mavlet(ロシア)=C

 ▼2回戦
BAZARGURUEV Bazar(キルギス)−PRIZRENI Sait(アルバニア)
Mike Zadic(米国)−FEDORYSHYN Vasil(ウクライナ)
KORJAKIN Vitalij(タジギスタン)−湯元健一(日本)
ORAZGALIYEV Baurzhan(カザフスタン)−YOGESHWAR Dutt(インド)
BERBERYAN Martin(アルメニア)−AZARBAYJANI Saeed(カナダ)
MADANY Hassan Ibrahim(エジプト)−MOHAMMADI P. Seyed Morad(イラン)
KIM Jong-Dae(韓国)−Aの勝者
Bの勝者−Cの勝者

 《棄権》
GUIDEA Anatolie(ブルガリア)



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