湯元健一の銅メダルへのコメント集【2008年8月20日】



 弟・湯元進一(自衛隊)「準決勝までは、反応し切れていない、体が重たいというか足が動いていないように見えた。あのままいっていたらだめだと思ったから、「アンクル(ホールド)だよ、アンクル」と言った。健一の得意も不得意もわかっているし、いろいろな技を考えずにアンクルでいけと言いました。(自身は五輪に出場できなかったが)割り切って健一を全力でサポートしました。うれしいけど悔しい気もします。いい意味での悔しさですけど」


 父・鉄矢さん「明治乳業杯(プレーオフ)で勝った時はボロボロに泣いたけど、今回は涙が一滴もでなかったよ。でも日本のためにメダルを持ち帰らないといけなかったから、銅メダルでも最低限の仕事はしたと思う。今日は完全に決勝に行かなきゃいけない試合。あんなんで喜んでいたらだめよ。次は喜ばせてもらいたい。アンクルホールドは小さい時に教えた技だから、アンクルで最後決められたのはよかった。3位決定戦は出てきた時の表情がよかったから、勝つのはわかっていた。今回は勝てる相手に負けてしまった。今度は親子3人でロンドン行って金メダル2つをとってほしい」


 日体大・安達巧監督「銅メダルをどうしても取らせたかったから、本当によかった。今日は眠れそうだよ。今回の五輪では、絶対はないなということがわかった。4年間の課題ができた。スタミナ的には大丈夫なので確実にポイントをとって攻めていこうということ」


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