米国51kg級代表に17歳の新鋭選手…世界女子選手権【2008年9月22日】
米国の世界女子選手権代表選考会は9月20日(日本時間21日)、コロラドスプリングズで行われ、51kg級は今年の世界ジュニア選手権3位のヘレン・マロウリスが世界選手権で銀メダルに輝いたことのあるベテランのステファニー・ムラタを破り、17歳で代表に選ばれた。USAレスリング協会によると、同国で17歳で世界選手権に出場するのは、1996年のクリスティ・ステイングレーン(現マラノ)以来だという。
今年の世界ジュニア選手権では、優勝した堀内優(京都・網野高)に1−2(3-2,0-1,0-1)で敗れているが、マロウリスは「世界ジュニア選手権での経験が、世界に目を向けさせてくれた。世界選手権では、試したいことが多くある」と話した。
北京五輪の代表選手としては、48kg級のクラリッサ・チュンがただ一人出場し、勝ち抜いて代表となった。
各階級の米国代表は下記の通り。
▼48kg級 クラリッサ・チュン 2008年北京オリンピック5位
▼51kg級 ヘレン・マロウリス 2008年世界ジュニア選手権3位
▼55kg級 タチアナ・パディーヤ 2008年世界ジュニア選手権59kg級3位
▼59kg級 ディーンナ・リックス 2007年世界ジュニア選手権63kg級17位
▼63kg級 アライナ・ベルベ 2006年世界学生選手権3位
▼67kg級 エレナ・ピロズコフ 2008年世界学生選手権優勝
▼72kg級 ステファニー・リー 2008年パンアメリカン選手権優勝