学生王者の米満達弘(山梨・拓大)が藤本浩平(東京・警視庁)に敗れる…大分国体第1日【2008年9月28日】



 第63回国民体育大会「チャレンジ!大分国体」レスリング競技は9月28日、大分県佐伯市総合体育館で開幕。成年・少年フリースタイルの2回戦までが行われた。

 成年の部では初戦から好カードが連発。66s級は8月の全日本学生選手権で2連覇した米満達弘(山梨・拓大)が大学の先輩である藤本浩平(東京・警視庁)に0−2で敗れ、初戦(2回戦)で姿を消した。60s級で連覇を狙う大館信也(埼玉・自衛隊)は、北京五輪予選後、55s級から階級をアップした2007年アジア選手権王者の斎藤将士(東京・警視庁)と初戦(2回戦)で激突。60s級の貫録を見せ、ストレート勝ちを収めた。

 少年の部では55s級でインターハイ王者の五十嵐琢磨(秋田・秋田商)が棄権したのを除いてはほぼ順当勝ち。高校三冠王を狙う74kg級の北村公平(京都・京都八幡)、96kg級の山本竜司(静岡・飛龍高)も危なげなくベスト8進出を決めた。

(取材・撮影=増渕由気子)

大館(赤)は階級を上げてきた齊藤を破った。 三冠王を狙う北村(赤)は順調に勝ち上がる。


《iモード=前ページへ戻る》

《前ページへ戻る》