男子・全日本チームの冬の強化計画がほぼ固まる





 男子の全日本チームの今冬の強化計画がほぼ固まった。全日本チャンピオンを中心としたメンバーが、1月16日から東京・国立スポーツ科学センター(JISS)で2006年の第1回全日本合宿を実施。2月にも同所で合宿したあと、3月に欧州遠征を実施。大会出場のほか、地元チームとの合宿を予定している。

 まだ遠征スケジュールなど細部は決まっておらず、地元協会との交渉次第という部分もあるが、フリースタイルは3月10〜12日にウズベキスタン・タシュケントで行われる国際レスリング連盟(FILA)のゴールデン・グランプリ大会「ウズベキスタン・インデペンデンス・カップ」に出場。その後、ブルガリアへ渡り、25〜26日にプロブディフで行われる「ダン・コロフ国際大会」に出場する予定。

 グレコローマンは3月10〜12日にポーランド・チェルムで行われる「ポーランド・オープン」に出場し、18〜19日にブルガリア・ソフィアで行われるゴールデン・グランプリ大会「ニコラ・ペトロフ国際大会」に出場する。

 ことしは、アジア大会の年だが、4月4〜9日にカザフスタン・アルマトイでアジア選手権も開催される。これは冬の欧州遠征と日程が近いこともあり、「基本的に全日本2位選手を派遣したい」(富山英明強化委員長)とのことだが、「1位選手で、どうしても、という希望があれば検討したい」という。

 ほかに、学生選抜チームが2月2〜4日に米国コロラドスプリングスで行われる「デーブ・シュルツ国際大会」に出場する。



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