当該審判員を降格処分…スタンカ・ズラテバ(ブルガリア)のバイオレンス・ファイト【2006年11月30日】







 女子のコーチ・クリニックで来日した国際レスリング連盟(FILA)のマリオ・サレトニグ審判委員長は、日本協会がFILAに対して抗議したことしの世界選手権女子72kg級決勝におけるスタンカ・ズラテバ(ブルガリア)の浜口京子選手(ジャパンビバレッジ)への明らかに故意と思える頭突き攻撃に関し
(右写真)、当該3審判を降格させることを明らかにした。

 その試合ではコントローラーを含めて4審判体制だったが、1人はこの大会を最後に引退を表明していたため、処分は見送られた。(関連記事 ⇒ クリック

 サレトニグ審判委員長は、今月17〜18日にトルコ・アンカラで行われた国際審判のクリニックでもその場面を問題にしたことを明らかにし、このような重大な反則を見落としたことで、審判を降格させるという。

 なお、審判のミスがあったとしても、一度下された判定が覆ることはないため、浜口選手の2位は変わらない。


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