【特集】2005年世界選手権 華麗なる闘いの跡  正田絢子の飛行機投げ


 59kg級への階級ダウンがあたり、6年ぶりに世界一に輝いた正田絢子は、ほとんどの試合で爆発させた必殺技があった。アヤコ・スペシャルという声に、「そんな〜。まだそこまでは…」と謙遜したが、必殺の飛行機投げの前に、相手は次々とマットに横転した。

タックル狙いのように見えるが… 下にもぐりこみ、飛行機投げの要領で相手を横転させる秘密兵器だった。 きちんと決まればフォールへ持ち込める(2回戦のベラルーシ戦)

正田がマークしていた一人、スウェーデンのイダ戦は、開始直後に見事に決まり、フォール勝ち。来年は絶対に警戒される。そこをどう闘うか。


《前ページへ戻る》