【特集】2005年世界選手権 華麗なる闘いの跡  坂本真喜子の腕取りローリング


 どんな気持ちが盛り上がっても、勝つために必要な技術がなければ、勝てないのが勝負の世界。2人の恩師の熱い思いを受けてマットへ上がった48kg級の坂本真喜子は、こん身の力で腕とりローリング3回転。銅メダルは師の愛情だけで取ったのではなく、坂本の日々の技術習得の賜物でもあった。

 腕をがっちりと決め、相手の自由を奪ってのローリングを紹介。

第3ピリオド、テークダウンを奪った坂本は相手へからみつき、こん身の力でローリング。相手の左手首をしっかりとロックしているので、相手の防御を許さず、3連続回転を決めて7−0へ。銅メダルを獲得した。



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