鈴木光・アテネ五輪女子監督が06年国体開催地で講演




 アテネ・オリンピックの女子監督を務めた鈴木光・全日本女子連盟強化委員長(ジャパンビバレッジ)が3月19日、2006年「のじぎく兵庫国体」レスリング競技開催地となる兵庫県猪名川町体育協会から平成16年度同公認スポーツ指導員養成講習会の講師として招かれ、講演を行った
(写真右)

 テーマは「アテネオリンピック4つのメダル」。自らの国体出場経験から始まり、人生の師と仰ぐ福田富昭・現日本協会会長や茨城・土浦日大高校の小橋主典(旧姓・鈴木)レスリング部監督の教え、八田イズム、オリンピックに向けての女子の強化、し烈な代表争い、代表選手4名の奮闘ぶりなどを紹介。

 アテネ・オリンピックの女子監督として、日本中を感動の渦に巻き込んだ浜口京子選手のさわやかさ、銀メダルに終わった伊調千春選手の悔しさを伝え、「選手たちに心からありがとうと言いたい」と締めくくると、会場に詰めかけた猪名川レスリングクラブ監督やコーチ、各競技の指導員、国体開催に向け尽力されている実行委員から大きな拍手が贈られた。

(取材・文=宮崎俊哉)




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