(4月14日、東京・駒沢体育館)


48 伊調千春(いちょう・ちはる)=ALSOK綜合警備保障、2年連続2度目(通算4度目)

 1981年10月6日、青森県生まれ、25歳。京都・網野高〜中京女大卒。98年全国女子高校生大会優勝、99年全日本選手権2位、00年JOC杯ジュニア選手権50kg級優勝と力をつけ、同年の世界女子ジュニア選手権で優勝。02年は世界女子選手権(51kg級)で惜しくも銀メダルとなったが、03年の世界選手権で優勝し、48kg級へ落としてアテネ五輪へ出場。銀メダルを獲得した。05年は51kg級で世界選手権出場を目指したが、日本代表を逃した。しかし06年、48kg級で世界一へ。アジア大会、全日本選手権でもでも優勝。157cm。
51 柴田瑞穂)=中京女大、初

 1986年9月17日、秋田県生まれ、20歳。愛知・中京女大付高卒。03年のJOC杯ジュニアオリンピックのカデット52kg級で優勝し、アジア・カデット選手権で2位。2005年のJOC杯ジュニア選手権55kg級で優勝し、同年のアジア・ジュニア選手権で優勝、世界ジュニア選手権で5位、全日本選手権は3位に入賞した。06年にも世界ジュニア選手権に出場したが13位。06年度の全日本選手権で51kg級に下げて3位入賞。161cm。
 55 吉田沙保里(よしだ・さおり)=ALSOK綜合警備保障、6年連続6度目

 1982年10月5日、三重県生まれ、24歳。三重・久居高〜中京女大卒。少年少女レスリング時代から名をとどろかせ、同世代の大会で無敗。99年世界カデット選手権優勝のあと、00・01年の世界ジュニア選手権で2連覇。02年はアジア大会で勝ち、世界選手権に初出場初優勝。続く全日本選手権でも勝った。03年に世界V2を達成し、04年のアテネ五輪で優勝。05年にワールドカップ、アジア選手権、ユニバーシアード、世界選手権、06年にワールドカップ、世界選手権、アジア大会と優勝を重ね、現在、国際大会で104連勝、国内外通算で103連勝を継続中。156cm。
59 山名慧(やまな・けい)=中京女大、初

  1986年7月1日、福井県生まれ、20歳。愛知・中京女大付高卒。04年にアジア選手権の代表へ。7位に終わったものの、同年のJOC杯ジュニア選手権でも勝ち、アジア・ジュニア選手権で優勝。05年はジュニアでアジアと世界を制覇。06年もアジア・ジュニア選手権で優勝した。同年の全日本選手権は2位。07年はワールドカップに出場し、個人2位へ。160cm。
63 伊調馨(いちょう・かおり)=中京女大、6年連続6度目(通算7連覇)

 1984年6月13日、青森県生まれ、22歳。愛知・中京女大附高卒。96年全国少年選手権優勝、98年全国女子中学生選手権52kg級などで優勝を重ね、01年ジャパンクイーンズカップ56kg級で現役世界チャンピオンの山本聖子をフォールで破る大殊勲を達成。同年の全日本女子選手権は4位に終わったが、02年はアジア大会銀メダルのあと、世界選手権に初出場初優勝。03年に世界を連覇し、04年アテネ五輪でも優勝。05年もワールドカップ、アジア選手権、ユニバーシアード、世界選手権、06年もワールドカップ、世界選手権、アジア大会と優勝を重ねた。166cm
67 新海真美(しんかい・まみ)=中京女大、初

 1985年6月7日、滋賀県生まれ。21歳。03年世界ジュニア選手権72kg級に出場。04年全日本学生選手権67kg級(以下同級)優勝と力をつけ、05年はアジア・ジュニア選手権、世界ジュニア選手権、ユニバーシアードで優勝を重ねた。06年は全日本選手権2位へ。07年に72kg級でワールドカップ出場の機会を得た。158cm。
72 浜口京子(はまぐち・きょうこ)=ジャパンビバレッジ、6年連続6度目(通算9連覇11度目)

 1978年1月11日、東京都生まれ。29歳。ボディビルからレスリングへ。96年にアジア選手権70kg級で優勝。翌年、75kg級で世界一に輝き、99年まで3連覇。00年の世界選手権は3位に終わり、01年も4位で世界一奪還ならなかったかが、02年に返り咲いた。同年はほかにアジア大会、ワールドカップでも優勝。03年に5度目の世界一へ輝いた。04年はアテネ五輪で銅メダルを獲得し、全日本選手権で9度目の優勝を飾った。05年はワールドカップ優勝、世界選手権2位。170cm。




ジャパンビバレッジ杯
浜口 京子
クイーンズカップ
伊調 馨
最優秀選手賞
吉田沙保里
敢 闘 賞
伊調 千春



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