ジャパンクイーンズカップ2005 優勝選手

(3月25日:東京・駒沢体育館)



48 坂本真喜子(さかもと・まきこ)、3年連続3度目=中京女大

 1985年11月20日、青森県生まれ。19歳。愛知・中京女大附高卒。青森・八戸キッズでレスリングを始め、姉・日登美(世界V2)を追って中京女大付高へ。01年全日本選手権は46kg級で5位へ。02年はJOC杯カデット49kg級、全国女子高校選手権50kg級で優勝し、全日本選手権でも勝ち、03年は世界選手権に出場して5位。アテネ五輪は伊調千春との争いに敗れて逃したが、04年の全日本選手権では優勝。152cm。
51 伊調千春(いちょう・ちはる)、3年ぶり2度目の優勝=中京女大

 
1981年10月6日、青森県生まれ、23歳。京都・網野高卒。少年少女レスリングを経て、98年全国女子高校生大会優勝、99年全日本選手権2位、00年JOC杯ジュニア選手権50kg級優勝と力をつけ、同年の世界女子ジュニア選手権で優勝。02年は世界女子選手権(51kg級)で惜しくも銀メダルとなったが、03年の世界選手権で優勝。その後48kg級へ落としてアテネ五輪へ出場。銀メダルを獲得した。157cm。
 55 吉田沙保里(よしだ・さおり)、4年連続4度目=ALSOK綜合警備保障

 1982年10月5日、三重県生まれ、22歳。三重・久居高〜中京女大卒。少年少女レスリング時代から名をとどろかせ、99年世界カデット選手権56kg級優勝のあと、00年世界女子ジュニア選手権58kg級、01年同58kg級で優勝し、02年世界選手権に初出場初優勝。続く全日本選手権でも勝ち、03年ジャパンクイーンズカップでも勝って世界選手権で2連覇を果たした。04年のアテネ五輪でも優勝し、同年全日本選手権でも勝った。156cm。
59 正田絢子(しょうだ・あやこ)、5年ぶり3度目=東洋大

 1981年11月3日、大阪府生まれ。23歳。京都・網野高卒。吹田市民教室でレスリングを始め、98年JOC杯ジュニア選手権58kg級で優勝するとともに、16歳で全日本女子選手権62kg級で優勝の殊勲を挙げた。99年に世界女子選手権に初出場初優勝。00年はアジア女子選手権と世界女子ジュニア選手権で優勝し、01年もアジア選手権で優勝したが、その後、負傷で低迷していた。03年はアジア選手権で優勝した。163cm。
63 伊調馨(いちょう・かおり)、5年連続5度目=中京女大

 1984年6月13日、青森県生まれ、20歳。愛知・中京女大附高卒。96年全国少年選手権優勝、98年全国女子中学生選手権52kg級などで優勝を重ね、01年ジャパンクイーンズカップ56kg級で現役世界チャンピオンの山本聖子を破る大殊勲を達成。同年の全日本女子選手権は4位に終わったが、02年はアジア大会銀メダルのあと、世界選手権に初出場初優勝。03年世界選手権、04年アテネ五輪ででも優勝。04年は全日本選手権でも勝った。166cm
67 坂本襟(さかもと・えり)、4年ぶり2度目=中京女大ク

 1980年7月2日、青森県出身。24歳。青森・八戸工大一高〜中京女大卒。いとこの坂本日登美に影響されて八戸キッズでレスリングに取り組む。00年JOC杯ジュニア68kg級で優勝し、世界女子ジュニア選手権に出場。01年はジャパンクイーンズカップで優勝したが、世界選手権は逃した。その後、03・04年にワールドカップ出場の機会を得て力をつけ、04年全日本選手権で2位に食い込んだた。168cm。
72 浜口京子(はまぐち・きょうこ)、7年連続9度目=ジャパンビバレッジ

 1978年1月11日、東京都生まれ。27歳。ボディビルからレスリングへ。96年にアジア女子選手権70kg級で優勝。翌年、75kg級で世界一に輝き、99年まで3連覇。00年の世界女子選手権は3位に終わり、01年も4位で世界一奪還ならなかったかが、02年に返り咲き、ほかにアジア大会、ワールドカップでも優勝。03年に5度目の世界一へ輝き、04年はアテネ五輪で銅メダルを獲得し、全日本選手権で9度目の優勝を飾った。170cm。

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