(10月11〜12日:東京・代々木第二体育館))


▼監督 鈴木光(ジャパンビバレッジ)、▼コーチ 木名瀬重夫(日本協会専任コーチ)、栄和人(愛知・中京女大付高教)、金浜良(ジャパンビバレッジ)

48    坂本真喜子(さかもと・まきこ)=愛知・中京女大付高

 1985年11月20日、青森県生まれ。17歳。八戸キッズでレスリングを始め、00年全国女子中学生選手権優勝などえを経て、姉・日登美(今大会55kg級で決勝進出)を追って中京女大付高へ。01年全日本選手権は46kg級で5位へ。02年はJOC杯カデット49kg級、全国女子高校選手権50kg級で優勝し、全日本選手権でも勝ち、03年ジャパンクイーンズカップでも優勝。世界選手権は5位に終わったが、五輪出場資格を獲得した。
山本美憂(やまもと・みゆう)=ピュアブレッド

 1974年8月4日、神奈川県生まれ。29歳。13歳で第1回全日本女子選手権の優勝を果たした、年齢制限のとけた91年に世界選手権優勝。その後、米国留学、タレント活動などへも挑戦。94年に日本一にカムバックし、世界選手権fで2度優勝して引退。98年に復帰し、3年ぶりの世界選手権で銀メダル、翌99年にはアジア選手権と全日本女子選手権に勝って実力を見せた。昨年末に五輪を目指して2度目の復帰。
51   伊調千春(いちょう・ちはる)=中京女大

 1981年10月9日、青森県生まれ、22歳。京都・網野高卒。少年少女レスリングを経て、98年全国女子高校生大会優勝。99年全日本女子選手権51kg優勝と力をつけ、00年JOC杯ジュニア選手権50kg級優勝。世界女子ジュニア選手権同級でも勝ち、01年にJOCジュニア選手権2年連続優勝を達成した。02年は世界女子選手権で惜しくも銀メダルだったが、03年に金メダルを獲得した。。  
服部担子(はっとり・になこ)=中京女大

 1982年6月25日生まれ、21歳。神奈川県出身。愛知・中京女大付高卒。神奈川・東海ジュニアでレスリングを始め、99年にJOC杯カデット選手権優勝。00年はアジア・ジュニア選手権優勝などの実績を残し、01年は世界ジュニア選手権出場の経験を積んで全日本選手権で優勝。02年はワールドカップ出場を果たし、全日本選手権は2位。03年はアジア選手権で優勝。
 55 吉田沙保里(よしだ・さおり)=中京女大

 1982年10月5日、三重県生まれ、21歳。三重・久居高卒。少年少女レスリング時代から名をとどろかせ、同世代の大会で無敗。99年世界カデット選手権56kg級優勝のあと、00年世界女子ジュニア選手権58kg級、01年世界女子ジュニア選手権58kg級と優勝。02年世界選手権に初出場初優勝。続く全日本選手権でも勝ち、03年ジャパンクイーンズカップでも優勝。世界選手権で3連覇を果たし、国際大会で14大会連続優勝を継続中。
  
59 山本聖子(やまもと・せいこ)=ジャパンビバレッジ

 1980年8月22日、神奈川県生まれ、23歳。東京・トキワ松学園高〜日大卒。98年全日本女子オープン51kg級を制して初めてシニアのタイトルを獲得。99年に世界女子ジュニア選手権54kg級と世界女子選手権51kg級で優勝。00年も54kg級と56kg級でW世界一へ輝き、01年には東アジア大会優勝に続き世界3連覇。02年は世界大会出場を逃したが、W杯で優勝。03年、2年ぶりに世界選手権に出場し4度目の優勝。 
岩間怜那(いわま・れな)=リプレ

 1979年8月2日、岩手県生まれ。24歳。岩手・宮古商高卒。157cm。高校時代からレスリングを始め、97年全国女子高校選手権61kg級優勝。99年にJOC杯ジュニア選手権58kg級で勝ち、世界女子ジュニア選手権でも優勝。全日本選手権でも勝つ。世界女子選手権は00年に2位に入ったが、01年02年とも上位入賞を逃す。しかし、ワールドカップは01・02年ともに優勝。03年もアジア選手権で勝った。
63 伊調馨(いちょう・かおり)=中京女大

 1984年6月13日、青森県生まれ、19歳。96年全国少年選手権優勝、98年全国女子中学生選手権52kg級などで優勝を重ね、01年ジャパンクイーンズカップ56kg級で現役世界チャンピオンの山本聖子をフォールで破る大殊勲を達成。同年の全日本女子選手権は4位に終わったが、02年はアジア大会銀メダルのあと、世界選手権に初出場初優勝。03年も勝った。
  
正田絢子(しょうだ・あやこ)=東洋大

 1981年11月3日、大阪府生まれ。22歳。京都・網野高卒。163cm。吹田市民教室でレスリングを始め、98年JOC杯ジュニア選手権58kg級で優勝するとともに、16歳で全日本女子選手権62kg級で優勝の殊勲を挙げた。99年に世界女子選手権に初出場初優勝した。00年はアジア女子選手権と世界女子ジュニア選手権で優勝し、01年もアジア選手権で優勝したが、その後、負傷で低迷していた。03年はアジア選手権で優勝した。
67    斉藤 紀江(さいとう・のりえ)=ジャパンビバレッジ

 1978年10月24日、茨城県生まれ。24歳。茨城・土浦日大高〜帝京大卒。高校時代は柔道に打ち込むかたわらでレスリングの大会にも出場。95年全日本選手権70kg級優勝の実績を持つ。帝京大では柔道に専念。卒業を機に本格的にレスリングへ転向。01、02年は世界選手権出場を果たした。03年はアジア選手権で国際大会の初優勝を飾った。世界選手権は5位。
坂本襟(さかもと・えり)=リプレ

 1980年7月2日、青森県出身。23歳。青森・八戸工大一高卒。168cm。いとこの坂本日登美(今大会55kg級で決勝進出)に影響されて八戸キッズでレスリングに取り組む。00年JOC杯ジュニア68kg級で優勝し、世界女子ジュニア選手権に出場。01年はジャパンクイーンズカップで優勝したが、世界選手権は逃す。
72 浜口京子(はまぐち・きょうこ)=ジャパンビバレッジ

 1978年1月11日、東京都生まれ。25歳。ボディビルからレスリングへ。96年にアジア女子選手権70kg級で優勝。翌年、75kg級で世界一に輝き、99年まで3連覇。98年は国際レスリング連盟の最優秀選手に選ばれた。00年の世界女子選手権は3位に終わり、01年も4位で世界一奪還ならなかったかが、02年に返り咲き、ほかにアジア大会、ワールドカップでも優勝。03年世界選手権で5度目の優勝を飾った。