(フリー・女子=9月12〜14日、フランス/グレコ=10月2〜4日、フランス)

フリースタイル グレコローマン 男子役員 女  子 女子役員

 

55 田南部力(たなべ・ちから)、2年連続4度目=警視庁

 1975年4月20日生まれ、28歳。北海道出身。北海道・岩見沢高〜日体大卒。160cm。高校時代に2年連続インターハイ王者へ。96年全日本選手権54kg級に初出場初優勝し、その後、シドニー五輪出場。01年は負傷で第一線を離れ、全日本選手権優勝も逃したが、02年は世界選手権6位、アジア大会2位と復活。全日本選手権でも勝った。
60 太田亮介(おおた・りょうすけ)、2年連続2度=警視庁

 1978年4月12日生まれ、25歳。静岡県出身。茨城・土浦日大高〜日大卒。163cm。中学時代に2年連続全国王者へ。高校へ進んでも96年に四冠を獲得。日大へ進んでからは98年JOCジュニア選手権で優勝し、世界ジュニア選手権出場。その後、けがもあって伸び悩んだが、02年に日本代表となってアジア大会、世界選手権出場を果たした。
66 池松和彦(いけまつ・かずひこ)、3年連続3度目=日体大助手

  1979年12月26日生まれ、23歳。福岡県出身。福岡・三井高卒。171cm。高校時代は国体2位が最高。日体大2年の99年に新人戦優勝のほか、全日本学生選手権2位。00年に学生王者へ。同年の全日本選手権で3位入賞のあと、01年に世界選手権の代表権を勝ち取った。同年全日本選手権は2位。02年はアジア大会、世界選手権に出場したあと、全日本選手権は3位だった
74 小幡邦彦(おばた・くにひこ)、3年連続3度目=綜合警備保障

 1980年10月17日生まれ、22歳。山口県出身。茨城・霞ケ浦高卒。177cm。97年に高校四冠王。翌年は五冠王に輝く。山梨学院大1年の99年に世界ジュニア選手権3位のあと、全日本選手権で大方の予想を覆して初優勝。00年も全日本選手権で勝ち、01年は東アジア大会3位、アジア選手権3位、世界選手権出場。02年もアジア大会と世界選手権へ出た。
84 横山秀和(よこやま・ひでかず)、4年ぶり7度目(フリーでは4度目)=秋田・秋田商高教

 1971年4月7日、秋田生まれ。32歳。秋田・秋田経法大付高〜日体大卒。178cm。高校ニ冠王を経て日体大へ。93年に史上初の学生四冠王と全日本選手権を制覇。96年にアトランタ五輪へ出場する。その後、グレコへ転向して97・98年に全日本王者となるが、シドニー五輪は逃す。その後、フリーで出場。02年に全日本王者に返り咲く。
96 中尾芳広(なかお・よしひろ)、2年連続2度目=エスピー・ネットワーク

 1972年6月25日生まれ、30歳。東京都出身。東京・東京工高〜東洋大卒。180cm。高校時代は全国大会無冠。東洋大時代もあと一歩で学生タイトルには無縁だった。自衛隊に進み96年国体82kg級で優勝するが、日本一はなし。01年、「29歳5か月28日」という史上4位の遅咲きで全日本初制覇。02年にアジア大会と世界選手権出場を果たし、全日本選手権も制す。
120 諏訪間幸平(すわま・こうへい)、初=クリナップ

 1976年11月23日、神奈川県生まれ。26歳。神奈川・藤嶺学園藤沢高〜中大卒。185cm。高校時代は全国大会無冠で、中大でも98年全日本大学選手権3位、全日本選手権4位など。社会人になってから全日本選手権や全日本選抜選手権でコンスタントに上位に顔を連ねたあと、02に全日本社会人選手権、国体で優勝。しかし全日本選手権は2位に終わった。

 

55 豊田雅俊(とよた・まさとし)、2年ぶり3度目=警視庁

 1976年10月25日生まれ、26歳。徳島県出身。徳島・穴吹高〜拓大卒。161cm。高校時代からグレコローマンで頭角を現し、2年連続で高校3大タイトルを獲得。拓大2年生の96年にグレコローマンの学生ニ冠王へ。将来を嘱望されたが、シドニー五輪は佐々木昌常の壁が破れず。その後、全日本選手権は上位へは食い込むものの戴冠がなかったが、02年に初制覇。
60 笹本睦(ささもと・まこと)、3年連続3度目=綜合警備保障

 1977年10月22日生まれ、25歳、神奈川県出身。神奈川・向上高〜日体大卒。163cm。高校時代は無冠だったが、日体大で力をつけ、98・99年全日本選手権2位を経てシドニー五輪へ出場し8位。その後の世界学生選手権でも優勝した。01年世界選手権は7位。02年は世界選手権の上位入賞を逃したが、アジア大会3位に入賞し、全日本選手権でも優勝。
66 飯室雅規(いむろ・まさき)、3年連続3度目=自衛隊

 1978年2月28日生まれ、25歳。滋賀県出身。滋賀・日野高〜拓大。173cm。高校時代にJOC杯ジュニアオリンピックで優勝。拓大1年の96年に全日本大学グレコ選手権2位と頭角を現し、98年に学生二冠王。00年は世界学生選手権の69kg級で6位入賞のあと、全日本選手権優勝。01年は世界選手権に初出場。02年は世界選手権、アジア大会に出場。
74 永田克彦(ながた・かつひこ)、3年連続6度目=新日本プロレス職

 1973年10月31日生まれ、29歳。千葉県出身。千葉・成東高〜日体大卒。170cm。高校時代はインターハイなどに出場できなかったが、日体大で学生王者へ。97年から世界選手権の日本代表をキープし、00年アジア選手権優勝、シドニー五輪で銀メダル。01年は東アジア大会で優勝。02年から階級区分変更で74kg級に上げ、アジア大会5位と全日本選手権優勝。
84 松本慎吾(まつもと・しんご)、4年連続4度目=一宮運輸

 1978年3月3日生まれ、25歳。愛媛県出身。愛媛・津島高〜日体大卒。174cm。レスリング不毛の地、愛媛県から国体王者へ。97年全日本選手権で2位に躍進。98・99年に学生二冠王となり、99年全日本選手権初優勝。00年世界学生選手権4位のあと、01年は東アジア大会で勝ち、アジア選手権2位のほか、世界選手権へ初出場。02年はアジア大会で金メダルを獲得し、不動の地位を築いている。
96 加藤賢三(かとう・けんぞう)、2年連続2度目=自衛隊

 1980年9月28日生まれ、23歳。愛知県出身。愛知・星城高卒。183cm。高校時代は国体などで優勝。大東大で99年JOCジュニア130kg級に優勝し、世界ジュニア選手権へ。00年も世界ジュニア選手権8位入賞。01年は全日本選抜選手権2位を経て、全日本学生選手権優勝と力をつけ、02年全日本選抜選手権で優勝。しかしプレーオフに敗れアジア大会は逃した。
120 鈴木克彰(すずき・かつあき)、3年ぶり3度目=警視庁

 1977年12月13日生まれ、25歳。東京都出身。東京・京北高〜拓大卒。180cm。98、99年に全日本大学グレコ選手権優勝。99年に全日本選抜選手権優勝。00年は全日本選抜選手権、全日本社会人選手権、国体、全日本選手権で優勝を続けた。世界学生選手権は5位。01年は東アジア大会3位。世界選手権は出場を逃したが全日本選手権で勝った。



【フリースタイル】

▼団長
 井上宣夫(自営)、▼総監督 高田裕司(山梨学院大教)、▼監督 富山英明(日大教)、▼コーチ 土方政和(警視庁)、和田貴広(日本強化専任コーチ)、▼ドクター 中嶋耕平、大庭治雄(ともに国立スポーツ科学センター)、▼トレーナー 佐々木康之(グローバルスポーツ)、▼審判員 内藤可三(ニレ接骨院)、福田耕治(大阪・同志社香里高教)

【グレコローマン】

▼団長=未定、▼総監督 富山英明(日大教)、▼監督 伊藤広道(自衛隊)、▼コーチ 伊藤広道(自衛隊)、嘉戸洋(日本協会ジュニアコーチ)、▼ドクター 増島篤(東芝病院)、▼トレーナー 佐々木康之(グローバルスポーツ)、▼審判員 内藤可三(ニレ接骨院)、芦田隆治(大阪市立高教)



48    坂本真喜子(さかもと・まきこ)、初出場=愛知・中京女大付高

 1985年11月20日、青森県生まれ。17歳。八戸キッズでレスリングを始め、00年全国女子中学生選手権優勝などえを経て、姉・日登美(今大会55kg級で決勝進出)を追って中京女大付高へ。01年全日本選手権は46kg級で5位へ。02年はJOC杯カデット49kg級、全国女子高校選手権50kg級で優勝し、全日本選手権でも勝ち、03年ジャパンクイーンズカップでも優勝。。
51   伊調千春(いちょう・ちはる)、2年連続2度目=中京女大

 1981年10月9日、青森県生まれ、21歳。京都・網野高卒。少年少女レスリングを経て、98年全国女子高校生大会優勝。99年全日本女子選手権51kg優勝と力をつけ、00年JOC杯ジュニア選手権50kg級優勝。世界女子ジュニア選手権同級でも勝ち、01年にJOCジュニア選手権2年連続優勝を達成した。02年は世界女子選手権で惜しくも銀メダル。  
 55 吉田沙保里(よしだ・さおり)、2年連続2度目=中京女大

 1982年10月5日、三重県生まれ、20歳。三重・久居高卒。少年少女レスリング時代から名をとどろかせ、同世代の大会で無敗。99年世界カデット選手権56kg級優勝のあと、00年世界女子ジュニア選手権58kg級、01年世界女子ジュニア選手権58kg級と優勝。02年世界選手権に初出場初優勝。続く全日本選手権でも勝ち、03年ジャパンクイーンズカップでも優勝。
  
59 山本聖子(やまもと・せいこ)、2年ぶり4度目=ジャパンビバレッジ

 1980年8月22日、神奈川県生まれ、23歳。東京・トキワ松学園高〜日大卒。165cm。98年全日本女子オープン51kg級を制して初めてシニアのタイトルを獲得。99年に世界女子ジュニア選手権54kg級と世界女子選手権51kg級で優勝。00年も54kg級と56kg級でW世界一へ輝き、01年には東アジア大会優勝に続き世界3連覇。02年は世界大会出場を逃したが、ワールドカップで優勝。 
63 伊調馨(いちょう・かおり)、2年連続2度目=中京女大

 1984年6月13日、青森県生まれ、19歳。96年全国少年選手権優勝、98年全国女子中学生選手権52kg級などで優勝を重ね、01年ジャパンクイーンズカップ56kg級で現役世界チャンピオンの山本聖子をフォールで破る大殊勲を達成。同年の全日本女子選手権は4位に終わったが、02年はアジア大会銀メダルのあと、世界選手権に初出場初優勝。
  
67    斉藤 紀江(さいとう・のりえ)、3年連続3度目=ジャパンビバレッジ

 1978年10月24日、茨城県生まれ。24歳。茨城・土浦日大高〜帝京大卒。高校時代は柔道に打ち込むかたわらでレスリングの大会にも出場。95年全日本選手権70kg級優勝などの実績を持つ。帝京大では柔道に専念したが、卒業を機に本格的にレスリングへ転向。01、02年は世界選手権出場を果たした。03年はアジア選手権で国際大会の初優勝を飾った。
72 浜口京子(はまぐち・きょうこ)、9年連続9度目=ジャパンビバレッジ

 1978年1月11日、東京都生まれ。25歳。ボディビルからレスリングへ。96年にアジア女子選手権70kg級で優勝。翌年、75kg級で世界一に輝き、99年まで3連覇。98年は国際レスリング連盟の最優秀選手に選ばれた。00年の世界女子選手権は3位に終わり、01年も4位で世界一奪還ならなかったかが、02年に返り咲き、ほかにアジア大会、ワールドカップでも優勝。



▼団長 丸山秀二(丸山工務所)、▼監督 鈴木光(ジャパンビバレッジ)、▼コーチ 木名瀬重夫(日本協会専任コーチ)、栄和人(愛知・中京女大付高教)、金浜良(ジャパンビバレッジ)、▼マネジャー 大島和子(東京・城西高教)


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