フリースタイル グレコローマン 女  子

タイトル

54 松永共広(まつなが・ともひろ)、初=日体大

 1980年6月27日生まれ、21歳。静岡県県出身。静岡・沼津学園高。163cm。焼津リトル時代に全国少年選手権5連覇のあと、95年に史上初めて全国中学生選手権3連覇を達成。98年にはJOC杯ジュニアを含め高校五冠王へ輝く。01年は明治乳業杯全日本選抜選手権3位のほか、学生二冠王と国体で優勝。
58 平井進悟(ひらい・しんご)、初=綜合警備保障

 1978年8月2日生まれ、23歳。長野県出身。長野・上田西高〜拓大卒。163cm。95年国体少年フリーで優勝。翌年、グレコで高校ニ冠王へ。拓大へ進み00年の学生グレコニ冠王のほか、世界学生選手権フリーにも出場。卒業後はフリーに専念し、01年は全日本社会人選手権とサンキスト・オープンに優勝。
63 金渕清文(かなぶち・きよふみ)、2年連続2度目=国士大助手

 1979年1月26日生まれ、22歳。青森県出身。青森・光星学院高〜国士大卒。 167cm。99年頃から急成長し、全日本大学選手権と国体で優勝。00年も国体2位、全日本大学選手権2位、全日本選手権優勝と成績を残した。01年は東アジア大会3位、アジア選手権4位のあと世界選手権の代表を逃したが、今回日本一へ復帰 。
69 宮田和幸(みやた・かずゆき)、2年ぶり2度目=クリナップ

 1976年1月29日生まれ、25歳。茨城県出身。茨城・土浦日大高〜日大卒。 172cm。中学時代の全国王者。高校・大学時代は2、3位が多かった。99年に全日本選手権63kg級初優勝。シドニー五輪予選最終ステージで出場資格を獲得。同五輪は13位。01年に69kg級へ上げ、世界選手権出場を果たした。
76 小幡邦彦(おばた・くにひこ)、3年連続3度目=山梨学院大

 1980年10月17日生まれ、21歳。山口県出身。茨城・霞ケ浦高卒。177cm。97年に高校四冠王。翌年は五冠王に輝く。山梨学院大1年の99年に世界ジュニア選手権3位のあと、全日本選手権で大方の予想を覆して初優勝。00年も全日本選手権で勝ち、01年は東アジア大会3位、アジア選手権3位、世界選手権出場。
85 川合達夫(かわい・たつお)、7年連続7度目=群馬・板倉高教

 1973年5月2日生まれ、28歳。群馬県出身。群馬・西邑楽高〜日体大卒。179cm。高校時代に全国高校選抜大会で優勝。日体大で世界に通じる実力をつけ、95年世界選手権90kg級5位。85kg級では99年
世界選手権5位を経てシドニー五輪出場。01年は東アジア大会で優勝し、世界選手権も出場。
97 中尾芳広(なかお・よしひろ)、初=エスピー・ネットワーク

 1972年6月25日生まれ、29歳。東京都出身。東京・東京工高〜東洋大卒。180cm。高校時代は全国大会無冠。東洋大時代もあと一歩で学生タイトルには手が届かなかった。自衛隊に進み96年国体82kg級で優勝するが、日本一はなし。今回、「29歳5か月28日」という史上4位の遅咲きで全日本初制覇。
130 田中章仁(たなか・あきひと)、初=専大

 1983年3月9日生まれ、18歳。福岡県出身。福岡・三井高卒。182cm。99年に全国高校グレコ選手権で優勝。00年にインターハイ、全国高校グレコ選手権、国体で優勝。専大へ進み、01年は東日本学生春季新人戦で優勝したが、全日本学生選手権、全日本大学選手権ではともに2位に終わっていた。

タイトル

54 村田知也(むらた・ともや)、2年連続2度目=滋賀・日野ク

 1977年6月5日生まれ、24歳。三重県出身。三重・松阪工高〜日体大卒。161cm。高校時代に国体で優勝。日体大では1年生で48kg級の学生二冠王へ輝く。その後、階級区分変更で苦しんだが、99年に54kg級の大学王者となり、00年全日本選手権初優勝。01年、世界選手権に初出場し9位。
58 笹本睦(ささもと・まこと)、2年連続2度目=綜合警備保障

 1977年10月21日生まれ、24歳、神奈川県出身。神奈川・向上高〜日体大卒。163cm。高校時代は無冠だったが、日体大で力をつけ、98・99年全日本選手権2位。シドニー五輪予選第二ステージ、国内でのプレーオフを経て同五輪へ出場し8位。その後の世界学生選手権でも優勝。01年世界選手権は7位。
63 飯室雅規(いむろ・まさき)、2年連続2度目=自衛隊

 1978年2月28日生まれ、23歳。滋賀県出身。滋賀・日野高〜拓大。173cm。高校時代にJOC杯ジュニアオリンピックで優勝。拓大1年の96年に全日本大学グレコ選手権2位と頭角を現し、98年に学生二冠王。00年は世界学生選手権の69kg級で6位入賞のあと、全日本選手権優勝。01年は世界選手権に初出場。
69 永田克彦(ながた・かつひこ)、5年連続5度目=新日本プロレス職

 1973年10月31日生まれ、28歳。千葉県出身。千葉・成東高〜日体大卒。170cm。高校時代はインターハイなどに出場できなかったが、日体大で学生王者へ。97年から世界選手権の日本代表をキープし、00年アジア選手権優勝、シドニー五輪で銀メダル。01年は東アジア大会で優勝したが、世界選手権は不振。
76 菅太一(すが・たいち)、2年連続2度目=日大

 1979年4月8日生まれ、22歳。東京都出身。東京・京北高卒。175cm。高校時代にインターハイなどで優勝。日大1年生の98年に大学王者となり、00年に学生二冠王および全日本選手権優勝と力をつける。01年は東アジア大会2位、アジア選手権優勝と国際舞台で実力を発揮し、世界選手権出場を果たす。
85 松本慎吾(まつもと・しんご)、3年連続3度目=一宮運輸

 1978年3月3日生まれ、23歳。愛媛県出身。愛媛・津島高〜日体大卒。174cm。レスリング不毛の地といわれた愛媛県から国体王者へ。97年全日本選手権で2位に躍進。98・99年に学生二冠王となり、99年全日本選手権初優勝。01年は東アジア大会で勝ち、アジア選手権2位のほか、世界選手権へ初出場。
97 森角裕介(もりかく・ゆうすけ)、2年連続2度目=日体大

 1979年11月13日生まれ、21歳。長野県出身。長野・北佐久農高卒。183cm。高校時代に全国王者はなく、日体大2年の99年JOCジュニアオリンピックで初タイトル。00年は全日本学生選手権85kg級で勝ち、1階級上げて全日本選手権優勝と急成長。今01年、東アジア大会、アジア選手権、世界選手権に出場。
130 鈴木克彰(すずき・かつあき)、2年連続2度目=警視庁

 1977年12月13日生まれ、24歳。東京都出身。東京・京北高〜拓大卒。180cm。98、99年に全日本大学グレコ選手権優勝。00年は全日本選抜選手権、全日本社会人選手権、国体、全日本選手権で優勝を続けた。世界学生選手権は5位。01年は東アジア大会3位だったが、世界選手権は出場を逃した。


タイトル

46 吉村祥子(よしむら・しょうこ)、5年ぶり8度目の優勝=TBC東京

 1968年10月14日生まれ、33歳。神奈川県出身。東京・成城学園高〜成城大卒。153cm。
89年、44kg級で日本の女子レスラーで初めて世界一に輝いた。以後、世界選手権には5度優勝(他に銀1、銅3)。97年夏にアジア・チャンピオン、99年も世界選手権へ出場し、10度出場の表彰を受けた
51 服部担子(はっとり・になこ)、初=中京女大

 1982年6月25日生まれ、19歳。神奈川県出身。愛知・中京女大付高卒。153cm。神奈川・東海ジュニアでレスリングを始め、99年にJOC杯カデット選手権優勝、世界カデット選手権は7位。00年はアジア・ジュニア選手権優勝などの実績を残し、01年は世界ジュニア選手権出場の経験を積む。同年全日本学生選手権は2位。
56 山本 聖子(やまもと・せいこ)、2年連続2度目=日大

 1980年8月22日、神奈川県生まれ、20歳。東京・トキワ松学園高卒。165cm。98年全日本女子オープン51kg級を制して初めてシニアのタイトルを獲得。99年に世界女子ジュニア選手権54kg級と世界女子選手権51kg級で優勝。00年も54kg級と56kg級でW世界一へ輝き、01年には東アジア大会優勝に続き世界3連覇。
62 岩間 怜那(いわま・れな)、3年連続3度目=中京女大

 1979年8月2日、岩手県生まれ。22歳。岩手・宮古商高卒。157cm。高校時代からレスリングを始め、97年全国女子高校選手権61kg級優勝。99年にJOC杯ジュニア選手権58kg級で勝ち、世界女子ジュニア選手権でも優勝。全日本選手権でも勝つ。世界女子選手権は00年に2位に入ったが、01年は上位入賞を逃す。
68 斉藤 紀江(さいとう・のりえ)、初=ジャパンビバレッジ

 1978年10月24日、茨城県生まれ。23歳。茨城・土浦日大高〜帝京大卒。高校時代は柔道に打ち込むかたわらでレスリングの大会にも出場。95年全日本選手権70kg級優勝などの実績を持つ。帝京大では柔道に専念したが、卒業を機に本格的にレスリングへ転向。01年は世界選手権出場を果たした。
75 浜口 京子(はまぐち・きょうこ)、6年連続6度目=浜口ジム

 1978年1月11日、東京都生まれ。23歳。ボディビルを経てレスリングへ。96年にアジア女子選手権と全日本女子選手権70kg級で優勝。翌年、75kg級で世界一に輝き、98・99年にも優勝。98年は国際レスリング連盟の最優秀選手に選ばれた。00年の世界女子選手権は3位に終わり、01年も4位で世界一奪還ならず。

2001年世界選手権代表

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