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高橋侑希(三重・いなべ総合)が三連覇へ順調に勝ち上がる…インターハイ第3日(個人戦)
【2011年8月4日】


 三笠宮賜杯全国高校総体(インターハイ)レスリング競技第3日は8月3日、岩手・八幡平市総合運動公園体育館で個人戦が始まり、3回戦までが行われてベスト8が出そろった。

 昨年のユース五輪金メダリストで高校三冠王の55kg級の高橋侑希(三重・いなべ総合)はフォールで初戦(2回戦)を勝ち、昨年50s級国体王者の高谷大地(京都・網野)も難なく下してベスト8に駒を進めた。同級で高橋以外の強豪、黒澤翔(茨城・鹿島学園)、太田忍(山口・柳井学園)らも圧勝で勝ち進んでいる。

 インターハイ2連覇の山崎達哉(東京・自由ヶ丘学園)が不在の50s級は、一時55s級に階級を上げた阿部宏隆(茨城・鹿島学園)が再び50s級に下げて出場し、3年生での悲願の高校王者へ向けて順調に勝ちあがった。60s級は、学校対抗戦で劇的優勝を飾り大会MVPに選ばれた古谷和樹(茨城・霞ヶ浦)が、3回戦で川瀬克祥(三重・いなべ総合)に1−2で敗れ、団体・個人の優勝はならなかった。

 学校対抗戦で準優勝した花咲徳栄の選手は、50s級の中村倫也、55s級の杉山雄介は計量失格で棄権。重量級の看板選手、96s級の山本康稀
(左写真)らは勝ち進んだ。(文=池田安佑美)



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