▲一覧ページへ戻る



花咲徳栄(埼玉)が3年ぶり2度目の優勝…関東高校選抜大会(学校対抗戦)
【2011年2月6日】

(文・撮影=増渕由気子)




 正田杯関東高校選抜大会は2月5日、群馬・館林市城沼総合体育館で開幕。学校対抗戦が行われ、花咲徳栄(埼玉)が決勝で霞ヶ浦(茨城)を5−2で破って、3年ぶり2度目の優勝を遂げた(左写真=胴上げを受ける高坂監督)

 花咲徳栄は昨年、一昨年と2回戦で霞ヶ浦に敗れてベスト8止まりだったが、今年は霞ヶ浦と別ブロックの組み合わせ。初戦で自由ヶ丘学園(東京)を7−0、2回戦で韮崎工(山梨)を6−1、準決勝では鹿島学園(茨城)を6−1で破って決勝へ駒を進めた。

 雌雄を決した霞ヶ浦戦では、50s級の中村倫也が勝ってスタートダッシュに成功。勢いをつけ、84s級で主将の吉岡靖典が4勝目を挙げて勝負を決めた
(右写真)。霞ヶ浦は3年ぶりに王者陥落。昨年のインターハイ優勝メンバーは55s級のみで、メンバーほぼ総入れ替えの霞ヶ浦に対して、レギュラー5人が残った花咲徳栄の経験値に明暗が分かれた。

 3位は地元群馬の太田商と鹿島学園が入った。鹿島学園は初戦の足利工大付(栃木)との対戦は2戦2敗となり、勝ち星、内容ともに同率。極めて珍しい抽選(ボールピックアップ)で勝ち上がった。

 結果は下記の通り。2回戦進出の8校が3月27〜28日に新潟市で行われる全国高校選抜大会に出場する。




《トーナメント表・内訳》
トーナメント表 1回戦 2回戦 準決勝・決勝


 ◎学校対抗戦

 ▼決勝
花咲徳栄(埼玉)○[5−2]●霞ヶ浦(茨城)

 ▼準決勝
霞ヶ浦(茨城)○[5−2]●太田市立商(群馬)
花咲徳栄(埼玉)○[6−1]●鹿島学園(茨城)

 ▼2回戦 (以下の8校が全国大会出場チーム)
霞ヶ浦(茨城)○[5−2]●埼玉栄(埼玉)
太田市立商(群馬)○[5−2]●山梨農林(山梨)
鹿島学園(茨城)○[4−2]●大泉(群馬)
花咲徳栄(埼玉)○[6−1]●韮崎工(山梨)

 ▼1回戦
霞ヶ浦(茨城)○[7−0]●磯子工(神奈川)
埼玉栄(埼玉)○[3−3(内容)]●八千代松陰(千葉)
太田市立商(群馬)○[7−0]●那須清峰(栃木)
山梨農林(山梨)○[4−3]●大森学園(東京)
鹿島学園(茨城)○[2−2(抽選)]●足利工大附(栃木)
大泉(群馬)○[4−3]●日大藤沢(神奈川)
韮崎工(山梨)○[5−2]●関宿(千葉)
花咲徳栄(埼玉)○[7−0]●自由ヶ丘学園(東京)



  ▲一覧ページへ戻る