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【写真特集】強豪の二世選手が活躍する風景…東京少年少女選手権
【2011年1月17日】

 (1月15日、東京・青少年総合センター)





日本にレスリングが“輸入”されて80年近く。父親、または母親がレスリング選手で、
子供もレスリングをやるケースは珍しくなくなった。二世選手同士の試合も少なくない。

素晴らしい血筋に恵まれ、将来が大いに期待できる半面、
どんな大会でも注目され、マークされ、いばらの道が待っているのも現実。
過酷なプレッシャーを、いやがおうでも背負わねばならない。

若きファイター達には、親譲りの精神力でそのプレッシャーをはねのけることが期待される。
東京少年少女選手権から、強豪の二世選手を追った。


男子・佐藤満強化委員長の次男・宇選手(3〜4年28kg級)/三男・開選手(1〜2年28kg級)
初のレスリング参戦。佐藤委員長とソウル&バルセロナ五輪のチームメートだった本田多聞さん(現プロレスラー=矢印)のチームの選手と初戦で対戦。見事に勝つ。(青が宇選手) この日午前で男子全日本合宿は終了。味の素トレーニングセンターから駆け付けてきた佐藤委員長(矢印)は、開選手(赤)の2回戦から応援。しかし、無念の黒星。     



男子・伊藤広道強化副委員長の長女・有未選手(1〜2年28kg級)/長男・飛未来選手(3〜4年40kg級)
全日本合宿のため、まだ父親は会場に来ていなかったが、有未選手は1回戦を勝つ。お互いに勝ち進めば、佐藤開選手(上記参照)との対戦もあったが、これは実現しなかった。      伊藤副委員長(矢印)の夫人、恵子さん(旧姓宮島=隣でビデオ撮影)はバレーボールの1984年ロサンゼルス五輪銅メダリスト。血筋は最高にいい長男・飛未来選手(青)の将来は?



宮原厚次・前自衛隊監督&全日本女王・真由美さんの
次男・健選手(5〜6年42kg級)
全日本V14、五輪3度出場の森山泰年さんの
長男・泰志選手(1〜2年+32kg級)
1984年ロサンゼルス五輪金メダリストの宮原厚次・自衛隊前監督と1993年全日本チャンピオンの真由美夫人(旧姓田中=矢印)が見守る中で闘う次男の健選手。長男はレスリングを卒業し、野球に取り組み始めたとのこと。 グレコローマン82・90kg級で全日本V14のみならず、世界4位、アジア大会優勝の実績もある森山さん(矢印)。子供も大型。日本の重量級を支えられるか?(長女・華江選手=3〜4年+36kg級は優勝)



アテネ五輪銅メダリスト、田南部力・全日本コーチの
長女・夢叶選手(5〜6年33kg級)
世界V2、成国晶子さんの
長女・琴音選手(5〜6年37kg級)
最も最近の五輪メダリストを父に持つ夢叶選手(赤)。父譲りの必殺のアンクルホールドを出せずに準決勝の延長で無念の敗退。(長男・魁星選手も1〜2年22kg級に出場)。 兄(大志=1年生で全国中学王者)だけが『ナリクニ』ではありません」とばかりに奮戦した琴音選手(青)は、見事に優勝! 母・晶子さん(旧姓飯島=矢印)は大会運営とセコンドとで大忙し。



世界V3、山本美憂さんの
次男・佐々木アーノン選手(幼児17kg級)
世界V4、山本聖子さんの
長男・長島匠瑛選手(幼児17kg級)
母・美憂さん(矢印)のほか、祖父で1972年ミュンヘン五輪代表の山本郁栄さんも見守る中で果敢に闘ったアーノン選手(青)は初戦を勝つ。。 母・聖子さんの激励を受けて3歳3ヶ月でデビューした匠瑛選手(赤)は、“競う”というより、まだ“遊び”という感じだったが…。



二世選手ではありませんが…
三冠ヘビー級王者・諏訪間幸平選手の
おい・新之亮選手(3〜4年36kg級)
日本協会の協賛企業、ドン・キホーテ安田隆夫会長の
長男・裕作選手(3〜4年45kg級)
2003年世界選手権の代表でもある諏訪間幸平さん(諏訪魔=全日本プロレス)は、おいがレスリング選手。セコンドで熱心に見守る。自身のアマ復帰参戦も報じられているが…。 格闘技に理解のあるドン・キホーテの安田隆夫会長。息子には、まずレスリング! 将来はオリンピック? それとも総合格闘技?





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