全日本男子チームが沖縄・那覇市で今年最初の合宿スタート【2010年1月6日】



 全日本チャンピオンを中心とした男子の全日本チームが1月5日、沖縄・那覇市の波の上ビーチで今年最初の合宿をスタートした。初日は20度近い気温のもと、両スタイル28選手がランニングに始まって砂浜の上でのトレーニングなどを実施。そのあと、約2km離れた体育館のマットの上で技術練習を行った。

 「新年にすべてリフレッシュしてスタートを切りたい」という佐藤満・男子強化委員長(専大教)の方針で、過去に実施したことのない沖縄での合宿。「いつも味の素トレーニングセンターでの合宿では、モチベーションを上げるのに苦労する。環境を変えることで、新鮮な気持ちで練習に臨んでほしい」と説明する。気持ちの面以外にも、あたたかい場所で体をつくれること、砂浜の上をランニングすることで足腰の強化に役立つことなどのメリットもあるという。

 9日までの日程でスパーリングは1回のみの予定。どの選手も先月の全日本選手権のあとは練習量を落としていることが予想され、今回の合宿で体力を回復させるとともに、技術習得を目指すという。

 男子の全日本チームはこのあと、1月16日から味の素トレーニングセンターで合宿を実施。26日から2班に分かれ、ロシア(ヤリギン国際大会出場)と米国(合宿とデーブ・シュルツ国際大会出場)に遠征予定。その後、国内での合宿を実施したあと、3月は欧州遠征を計画。冬の間、合宿と実戦とで強化をはかる。(撮影=久木留毅・男子強化委員会テクニカルディレクター)


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