“世界格闘技大会”(8月・北京)の実施階級・予選システムなどが決まる【2010年2月8日】



 今年8月28日〜9月4日に中国・北京で13の格闘競技が集まって行われる「第1回スポーツ・アコード・コンバットゲームズ」(主催:国際競技連盟連合=GAISF)の実施階級・予選システムが決まった。レスリングは女子4階級のほか、国際レスリング連盟(FILA)がレスリングの新スタイルと認めた「グラップリング」「パンクラチオン・アスリーマ」「ベルトレスリング」の4種目が実施される(女子は4階級のほか、グラップリングのみ)。

 実施階級および予選システムは下記の通り。いずれも該当選手に対して資格が与えられるが、その国の責任において代わりの選手を派遣できる。派遣のない場合は、下位の国から繰り上げて資格が与えられる。

【女子レスリング】
 実施階級は48・55・63・72kg級。各階級とも昨年の世界選手権の8位以内の選手に資格を与える(8選手×4=32選手)。
  ⇒日本は48・55・63kg級で資格獲得。

【ベルトレスリング】
 実施階級は男子96kg級のみ。昨年9月の世界選手権と昨年12月のワールドカップでそれぞれ4位以内の選手に資格を与える(8選手×1=8選手)

【グラップリング】
 実施階級は、男子は70・80・90kg級、女子は60kg級。各階級とも、今年3月26〜28日にポーランドで実施される世界選手権で8位以内の選手に資格を与える(8選手×4=32選手)。
 ⇒現在、世界選手権の参加希望選手を募集中(クリック=pdfファイル)

【パンクラチオン・アスリーマ】
 実施階級は男子70・80・90kg級。各階級とも、各階級とも、今年3月26〜28日にポーランドで実施される世界選手権で8位以内の選手に資格を与える(8選手×3=24選手)。

 なお、同大会の実施競技は合気道、ボクシング、柔術、柔道、剣道、空手、キックボクシング、ムエタイ、サンボ、テコンドー、相撲、レスリング、中国武術の13競技。昨年、日本レスリング協会の傘下連盟に加わった日本格闘競技連盟では、日本オリンピック委員会(JOC)に直接加盟していないキックボクシング、ムエタイ、サンボ、中国武術でも、同連盟経由で選手を派遣する方向で調整に入った。 


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