浜口京子(ジャパンビバレッジ)が約1年4ヶ月ぶりに全日本合宿に参加【2010年2月10日】



 2004年アテネ・2008年北京両五輪銅メダリスト、女子72kg級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)が2月9日、東京・味の素トレーニングセンターで行われている全日本女子チームの合宿に合流(左写真)。2008年10月の東京・世界選手権の時以来、約1年4ヶ月ぶりに全日本チームに復帰した。

 同選手は東京・世界選手権のあと休養に入り、昨年3月頃から練習を再開。これまでとは別の方法でレスリングに向き合うため全日本チームから離れ、8月には単独で「ポーランド・オープン」に参加するなど独自のレスリング活動を続けていた。昨年12月の全日本選手権で優勝し、今年の世界選手権出場を目指して今月6日からの今年最初の全日本合宿に参加する予定だった。しかし、直前に胃の調子を崩し、急きょ参加を取りやめた。

 体調は順調に回復し、医師から練習OKの診断が出たことで、この日から参加することになった。浜口は「全日本合宿に参加できて、とてもうれしい。少しでも体力・技術が向上できるように頑張ります」と話した。

 栄和人・女子強化委員長は「全日本合宿の雰囲気が違うね。存在感がある」と、長年チームを支えてきた大黒柱の復帰を歓迎。「全日程不参加の予定だったようだが、よくなったからと、途中からでも参加してくれたことを評価したい。やる気を感じる」と話し、「チームを盛り上げてほしい」と期待した。


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