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拓大が今季三冠目、岡太一(拓大)は学生四冠王者へ…全日本大学選手権最終日【2010年11月13日】


 内閣総理大臣杯全日本大学選手権最終日は11月12日、東京・駒沢体育館で重量級3階級が行われ、120kg級に出場した本来84kg級の岡太一(拓大)が、決勝で全日本学生選手権の覇者、相沢優人(日大)を撃破して初優勝(右写真)。3階級にわたって今季の学生四冠(全日本学生選手権両スタイル、全日本大学グレコローマン選手権、今大会)を制した。学生四冠王は過去8選手いるが、3階級にわたっての快挙は初めて。

 84kg級決勝は全日本学生選手権決勝と同じ顔合わせとなり、この大会も鈴木聖二(専大)が山口剛(早大)を破り、学生二冠王へ。96kg級は武富隆(早大)が勝ち、全日本学生選手権グレコローマン74kg級に続いての優勝を遂げた。

 大学対抗得点は4階級を制した拓大が53.5点をマークして2年連続優勝、4度目の内閣総理大臣杯を受賞した。同時に、全日本学生王座決定戦、全日本大学グレコローマン選手権に続いて今季3個目の団体タイトルを獲得した。2位は40.5点の早大で、初日の不調を盛り返した。3位は40点の日大。

 最優秀選手賞は66kg級優勝の岡本佑士(拓大)、敢闘賞は96kg級優勝の武富、最優秀監督賞は拓大の須藤元気監督がそれぞれ受賞した。

 各階級の成績は下記の通り。



《トーナメント表、大学対抗得点》=pdfファイル
55kg級 60kg級 66kg級 74kg級 84kg級 96kg級 120kg級 大学対抗得点



 【84kg級】

 ▼決勝
鈴木聖二(専大)○[2−0(1-0=2:05,1-09]●山口剛(早大)

 ▼3位決定戦
天野雅之(中大)○[フォール、1P0:27(F6-0)]●加藤大志朗(明大)
永田裕城(日大)○[不戦勝]●赤熊猶弥(拓大)

 ▼準決勝
山口剛(早大)○[フォール、2P1:08(3-0,F6-0)]●加藤大志朗(明大)
鈴木聖二(専大)○[フォール、2P2:00(1L-1,3-2)]●赤熊猶弥(拓大)

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 【96kg級】

 ▼決勝
武富隆(早大)○[2−1(1-0,0-3,1-0)]●脇本恭平(立命館大)

 ▼3位決定戦
馬場貴大(専大)○[フォール、1P ? (F6-0)]●佐藤良樹(国士舘大)
徳山利範(明大)○[2−0(1-0,1-0)]●福井祐士(天理大)

 ▼準決勝
脇本恭平(立命館大)○[フォール、2P1:31(TF6-0=1:27,F4-0)]●佐藤良樹(国士舘大)
武富隆(早大)○[2−0(1-0,2-0)]●徳山利範(明大)

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 【120kg級】

 ▼決勝
岡太一(拓大)○[2−0(5-0,3B-3)]●相沢優人(日大)

 ▼3位決定戦
時信光一(日体大)○[2−0(1-0,4-0)]●大坂昴(早大)
増田拓也(山梨学院大)○[2−0(4-0、TF7-0=0:38)]●坂元将悟(東洋大)

 ▼準決勝
相沢優人(日大)○[フォール、1P1:08(F3-0)]●大坂昴(早大)
岡太一(拓大)○[2−0(1-0=2:06,1-0=2:09)]●増田拓也(山梨学院大)

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 【大学対抗得点】

 [1]拓大 53.5点、[2]早大 40.5点、[3]日大 40点、[4]日体大 36点、[5]立命館大 23.5点、[6]専大 21.5点、[7]中大 17.5点、[8]山梨学院大 14点、

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 【個人賞】

 ▼最優秀選手賞 岡本佑一(拓大)、▼敢闘賞 武富隆(早大)、▼最優秀監督賞 須藤元気(拓大)



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