プロ格闘家の宮田和幸選手が2つ目のジムをオープンし、来年の全国王者誕生を宣言【2010年10月17日】
今月初めの千葉国体に、プロ格闘家として初めて国体出場(千葉県代表)を果たした2000年シドニー五輪代表の宮田和幸選手(Brave)が、埼玉県三郷市に2つ目の総合格闘技・キッズレスリング・体育塾のジムをオープン。
10月16日、茨城・土浦日大高時代の恩師の小橋主典・前監督、千葉県協会を代表して斎藤修・日本協会審判委員長、クリナップ時代の恩師の今村浩之監督、高校と大学の先輩にあたる1988年ソウル五輪金メダリストの小林孝至・日本協会広報副委員長らレスリング関係者も出席し、オープン式が盛大に行われた(右写真=あいさつする宮田選手)。
同選手は2004年11月にプロ総合格闘技入りする一方、2007年1月の全日本選手権でレスリングに復帰し、今回の千葉国体にも地元代表として出場するなどレスリング活動も積極的に行い、レスリングへの愛情を見せてきた。千葉国体の3回戦で敗れたあと、このあとの再々復帰は否定したが、「いい選手をつくりたい」と、今後は指導者としてレスリング界へ貢献する姿勢を見せていた。
2009年1月に東京都足立区に最初のジムをオープンしてキッズ選手の指導を始め、今回は三郷支部のオープンさせた。総面積はこちらの方が広く、1階はリングやUFCなどで使用するオクタゴン(六角形の金網リング)が設置され、2階にレスリングのマット1面以上分が敷かれている。
「1年半前にジムをオープンして以来、(プロの)試合では負けていない」と縁起のよさを強調する宮田選手は、「いま34歳で、プロ活動もあと3、4年だと思う。もうひと踏ん張りする一方、いい選手を育てたい」とあいさつ。キッズ・レスリングに関しては、「来年は全国大会で優勝選手を出せるように頑張りたい」と話した。
ジムから徒歩で行ける場所に元気堂接骨院をオープンしているソウル五輪金メダリストの小林さんは「体のケアには全面的に協力する。頑張ってほしい」と、後輩にエールを送った。
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