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プロ格闘家・宮田和幸(Brave)は2回戦敗退…千葉国体第1日(フリースタイル)【2010年10月2日】


 第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」は10月1日、千葉県佐倉市民体育館で開幕。成年・少年フリースタイルの2回戦までが行われた。

 地元千葉県から、成年66s級にプロ格闘家で2000年シドニー五輪代表の宮田和幸(Brave)、同84s級に北京五輪予選代表の鈴木豊(自衛隊)が出場。上位進出を狙い、鈴木は初戦の2回戦をフォール勝ちで快勝したが、宮田は2回戦で昨年王者の金渕清文(青森・光星学院高今日)にストレート負け
(右写真=青が宮田)。プロ格闘家としてレスリング史上初めて国体に出場した宮田だったが、上位進出はならなかった。

 大会連覇を狙う茨城県勢は、成年55s級の森下史崇(日体大=昨年高校MVP)、成年60s級の高塚紀行(自衛隊=2006年世界3位)、成年74s級の奈良部嘉明(山梨学院大クラブ)ら茨城・霞ヶ浦高のOB勢がそろってベスト8に進出。大会連覇に向けて幸先のいいスタートを切った。

 大会初日で第1シードが敗れたのは、成年55s級の冨田和秀(埼玉・自衛隊)。若林健太(大分・東洋大3年)に0−2で敗退した。埼玉は2年前の総合優勝チーム。埼玉のエース、60s級に出場した55kg級全日本王者の湯元進一(埼玉・自衛隊)は圧勝した。フリースタイル最終日の巻き返しはなるか。

 少年の部では、8月の沖縄インターハイで春夏連覇を達成した50s級の山崎達哉(東京・自由ヶ丘学園)、55s級の高橋侑希(三重・いなべ総合)、66s級の保坂健(埼玉・埼玉栄)、84s級の松野裕也(茨城・霞ヶ浦)、96s級の山本康稀(埼玉・花咲徳栄)がフリースタイルにエントリー。全員がベスト8に進み、春のセンバツ(全国高校選抜大会)、夏のインターハイに続く高校三冠王にあと3勝と迫った。

開会式で開会宣言をする日本協会の高田裕司専務理事 かわいいちーばクンと一緒に優勝杯を返還する茨城・大沢友博監督


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