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ボールピックアップの新ルールを実施【2010年9月9日】



 この世界選手権から、従来レフェリーが実行していたボールピックアップの新方式が実施されている。

 第1ピリオドが0−0で終わった場合、赤の選手がチェアマン席にある黒い袋に入っている(この大会の場合はマドローシカ)を引く。開けてみて、そこに赤か青のボールが入っており、その選手がクリンチの攻撃権を得る。セカンド・チョイスは青の選手が引く。

 女子51kg級の決勝、堀内優−オレクサンドラ・コート(ウクライナ)戦は、第1・2ピリオドとも0−0。第1ピリオドは赤の堀内が青を引いてしまい
(右写真)、相手の攻撃権へ。第2ピリオドは青のコートが引いて、自らの青が出て攻撃権を獲得した。

 ロシアだからこそマドリョーシカであり、普通は黒いボールとのこと。上からのぞきこんでも、赤か青か分からないことは確かだが、「本当に赤と青が入っているの?」という声も…。



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