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総合格闘家の泉浩選手(プレシオス)が全日本合宿に加わり練習【2010年8月26日】


 2004年アテネ五輪の柔道銀メダリストで、現在は総合格闘家として活躍する泉浩選手(プレシオス)が8月24日、東京・味の素トレーニングセンターで行われている男子グレコローマンの全日本合宿に参加。25日は、この日からスタートした男子フリースタイルの全日本合宿に加わった。

 同選手は、総合格闘家としての成長を目指し、レスリングで2012年ロンドン五輪出場を目指すことを決意。今月10日には同所で行われた専大・警視庁・神奈川大の合宿に加わり、レスリング選手としての活動をスタート。今回はよりハイレベルの全日本合宿に参加。フリースタイル84kg級・前全日本王者の松本真也(警視庁)ら全日本トップ級の選手と手合わせした
(左写真:松本=手前と泉選手)

 「だんだん勝手が分かってきた。難しさはあるが想定内。きつさはあるが、それは慣れていないから」と話し、レスリングの動きにかなり慣れてきたもよう。柔道の選手にとっては、フリースタイルの低い構えはかなり勝手が違うように思えるが、「自分の身長では低く構える必要はない。逆に、自分を大きく見せる必要がある」と言う。

 プロの選手が、ファイトマネーの出ないアマチュアに挑むのは、「今しかできないことに挑戦するため。挑戦に意味がある。(レスリングの)プロアマ・オープンはいいね」と言う。まだ日本代表になれるかどうかを論じる段階ではないが、「一緒に練習した仲として、今回の世界選手権に出る選手は応援します」と話した。



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