平野遥香(日大)が銀メダル、2選手が銅メダル…世界ジュニア選手権第3日(女子)【2010年7月日】
世界ジュニア選手権第3日は7月22日、ハンガリー・ブダペストで女子4階級が行われ51kg級の平野遥香(日大=右写真)が銀メダル、59kg級の村田夏南子(JOCアカデミー/東京・安部学院高)と67kg級の飯島千晶(日大)が銅メダルを獲得した。
51kg級の平野は初戦の2回戦でリトアニア選手にフォール勝ちしたあと、ロシアと米国選手に連勝して決勝へ進出した。しかし、今年のアジア・ジュニア選手権優勝のサン・ヤンナン(中国)相手に1−2で敗れた。
59kg級の村田は、2連勝したあとの準決勝で昨年の女子ワールドカップ個人優勝のザン・ラン(中国)に0−2で敗れて3位決定戦へ。モンゴル選手を破って3位。67kg級の飯島は3回戦で欧州ジュニア選手権2位のマリア・セルマイアー(ドイツ)を破るなどして準決勝へ進出したが、昨年優勝のアリナ・マキニア(ウクライナ)に敗れた。3位決定戦では中国選手を破った(左写真=左が村田、右が飯島)。
44kg級の小柳絵里(環太平洋大)は、初戦の2回戦で勝ったあと、3回戦で昨年と今年のアジア・ジュニア・チャンピオンのリ・ニ(中国)に0−2で黒星。リが決勝に進めなかったため、敗者復活戦へ回れず8位となった。
各選手の成績は下記の通り。
◎女子
【44kg級】小柳絵里(環太平洋大) 8位=17選手出場
1回戦 BYE
2回戦 ○[2−0(1-0,4-0)]Ramona Balfour(カナダ)
3回戦 ●[0−2(0-2,1-4)]Li Ni(中国) =09・10アジア・ジュニア1位
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【51kg級】平野遥香(日大) 2位=20選手出場
1回戦 BYE
2回戦 ○[フォール、1P(F4-0)]Sima Ziogaite(リトアニア)
3回戦 ○[2−0(2-0,3-2)]Valentina Brik(ロシア)
準決勝 ○[2−0(3-0,2-0)]Amy Whitbeck(米国)
決 勝 ●[1−2(1-2,3-3,2-3)]Sun Yanan(中国)
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【59kg級】村田夏南子(JOCアカデミー/東京・安部学院高) 3位=24選手出場
1回戦 BYE
2回戦 ○[2−0(3-0,2-0)]Sabrine Trabelsi(トルコ)
3回戦 ○[フォール、1P(F3-2)]Katerina Dombrovskaya(アゼルバイジャン)
準決勝 ●[0−2(TF0-6,TF0-6)]Zhang Lan(中国)
3決戦 ○[2−0(3-3,8-4)]Battsetseg Soronzonbold(モンゴル)
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【67kg級】飯島千晶(日大) 3位=20選手出場
1回戦 ○[2−1(1-0,2-3,1L-1)]Erin Elizabeth Glodgo(米国)
2回戦 ○[2−0(1-0,3-0)]Ase Marie Emelie Karlsson(スウェーデン)
3回戦 ○[2−0(1-0,3-1)]Maria Selmaier(ドイツ)
準決勝 ●[0−2(1-1L,0-4)]Alina Makhynia(ウクライナ)
3決戦 ○[2−1(0-3,4-0,4-0)]Zhao Xuanyi(中国)