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3選手ともに初戦黒星で敗者復活戦に回れず…アジア選手権最終日【2010年5月17日】


 【ニューデリー(インド)、増渕由気子】アジア選手権最終日は5月16日、インド・ニューデリーで男子のグレコローマン3階級が行われ、日本は全選手が初戦敗退。第4日まで毎日表彰台に上がっていた日本だが、最終日は敗者復活戦もなく全日程を終了した。

 60s級の倉本一真(自衛隊=
右写真)は、初戦(2回戦)で2008年世界学生王者、昨年2位のアルマト・ケビスパエフ(カザフスタン)と対戦し0−2で敗退。

 74s級の角功介(自衛隊)も初戦でキルギスに敗れ、96s級の北村克哉(FEG)も1回戦で昨年世界8位のノアン・チャングン(韓国)にストレートで敗れた。

 グレコローマンは、84s級の斎川哲克(両毛ヤクルト販売)の銀メダル1つに終わった

   これで大会の全日程が終了。日本は全スタイルで金2、銀4、銅6個の成績だった。  
 各選手の成績は下記の通り。




 ◎男子グレコローマン

 
【60kg級】倉本一真(自衛隊)     11位=12選手出場

1回戦  BYE

2回戦  ●[0−2(0-6,0-3)]Almat Kebispayev(カザフスタン)

 《試合経過》第1ピリオド、倉本はスタンドで差されてしまい、投げられて3失点。3点技ではないとして日本陣営はチャレンジするが受け付けてもらえない。倉本はさらにグラウンドでローリングを受け、最後はバック投げを失敗して0−6でテクニカルフォール負け。第2ピリオドのスタンド戦は0−0。グラウンドで防御に回った倉本は、ローリングを受けて2失点。その際、うまく乗ったようにも見え、日本陣営はチャレンジするが失敗。0−3で試合終了。

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 【74kg級】角功介(自衛隊)       13位=13選手出場

1回戦 ●[0−2(0-3,0-4)]S.Uulutemirlan(キルギス)

《試合経過》第1ピリオド、0−0のあとのグラウンド戦の防御となった角は守り切れず、リフト技で3失点。第2ピリオドは、スタンドで胴タックルを受けて場外へ。さらに、がぶりに行ったところにくぐりタックルを受けて3失点。0−4で敗れた。
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 【96s級】北村克哉(FEG)     9位=9選手出場

1回戦  ●[0−2(0-1,0-1)]An Chang Kun(韓国)

 《試合経過》第1ピリオド、グラウンド戦となって攻撃となった北村は攻め切れずに0−1。第2ピリオドはスタンド戦でワンポイント・コーションを受けてしまい、グラウンドで反撃できずに終わった。


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