▲一覧ページへ戻る

全日本選手権に続き元横綱朝青龍が来場【2010年5月2日】


 明治乳業杯全日本選抜選手権第1日の試合会場に、今年1月に大相撲を引退した元横綱朝青龍さんが来場した。昨年12月の天皇杯全日本選手権に続く来場で、今回は男子グレコローマン96kg級表彰式のプレゼンテーターを務めた(右写真=日本協会の福田富昭会長、高田裕司専務理事と)

 朝青龍さんは、兄がレスリングのアトランタ五輪代表選手で現在はモンゴル・レスリング協会の副会長。朝青龍さんも同協会の名誉会長を務めている。本格的なレスリングの経験はないものの、北京五輪の時にはモンゴル選手の応援にレスリング会場を訪れるなど、レスリング界とのつながりは深い。

 今回は、3月末にモンゴル・チームが来日して全日本チームと合同合宿をしたお礼を日本協会の福田富昭会長に伝えるために来場したという。

 「ゾーンを出たら1点を取られるなどは相撲と相通じるものがある。技の切りた投げなども相撲と一緒」と、自らのやってきた相撲と重ね合わせてレスリングを観戦していた。

 かつては五輪チャンピオンも輩出したモンゴルのレスリングだが、最近はそこまでの選手は出ていない。「がんばってほしい」と話し、9月にモスクワで行われる世界選手権にはモンゴル・チームの応援に訪れる可能性もあるという
(左写真=久しぶりの公の場への登場に多くの報道陣が集まった)


  ▲一覧ページへ戻る