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日体大が松本慎吾監督のもとでチーム練習再開へ【2010年4月5日】


 部員の不祥事のため、大学からチーム練習禁止などの処分を受けていた日体大レスリング部が、4月から練習を再開した。大会出場等はまだ認められていないものの、コーチングスタッフが刷新され、約半年ぶりにチームとしての練習ができるようになった。

 大学がチームの状況を判断し、東日本学生レスリング連盟(藤沢信雄会長=大東大部長)にチーム練習禁止処分の解除を申請。同連盟は大学関係者と面談し、総会などで審議。諸条件が整ったため、大学からの申請を認めた。これまでは10選手以内による自主練習のみが認められていた。

 
新スタッフは、村上修部長のもと、2004年アテネ五輪・2008年北京五輪代表の松本慎吾氏が監督に、同じく2度の五輪に出場している池松和彦氏(池松オリンピックアカデミー)がコーチにそれぞれ就任。ALSOK綜合警備保障の現役選手である笹本睦選手と湯元健一選手が学外コーチとなる。またOBの前田翔吾選手(ニューギン)と下屋敷圭貴選手(NEWS DERI)が合宿所指導として選手の生活指導を担当する。

 東日本学生連盟は5月3日に予定されている日本協会の理事会に、チーム練習禁止処分の解除を認めたことを報告するという。


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