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JOCレスリング・アカデミーに3期生として男女各1選手が加入【2010年4月1日】


 2008年度からスタートし、3期目を迎える日本オリンピック委員会(JOC)のエリート・アカデミーのレスリングに男女各1選手が加わる。

 新年度に入校するのは、小学生時代に全国少年少女選手権を3度優勝し、昨年は1年生ながら全国中学生選手権38kg級で2位に入賞した乙黒圭祐選手(山梨ジュニア〜ゴールドキッズ)と、昨年の全国少年少女選手権で4連覇を達成した向田真優選手(四日市ジュニア)。

 ともにアカデミーの“基地”である東京・味の素トレーニングセンター(味の素トレセン)で行われたエリート合宿に参加し、施設のすばらしさや世界一になったことのあるコーチから指導を受け、「オリンピックで優勝するため」を参加の動機に挙げている。

 「JOCエリートアカデミー」は素質ある若い選手に対する“エリート強化システム”。中学1年生から高校3年生までが対象で、五輪選手の基地である味の素トレセンに選手を住ませ、専門のスタッフが強化から日常生活まで管理してトップアスリートを目指させる。選手たちは親元を離れ、味の素トレセンそばの学校に通いつつ世界を目指す。寮母、栄養士もつき、日常生活まで面倒を見るシステム。レスリングのほかは卓球とフェンシングで行われている。

 
レスリングでは昨年、全国中学生選手権で男女各1選手が優勝。大みそかに行われた「ジュニアスターカップ」では、男子2選手が勝ち、女子も「金1・銀1・銅1」を取って出場全選手がメダル獲得という好成績を挙げている。


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