151選手が参加して熱戦を展開…全日本マスターズ選手権【2009年1月19日】



 第8回全日本マスターズ選手権は1月18日、東京・青少年総合センターで大会史上最多の151選手(前年比+51選手)が参加して行われた。A(35〜40歳)の60kg級は関川博紀さん(新潟・新潟東高教)、74kg級は小柴健二さん(佐賀・鹿島実高教)ら往年の全日本チャンピオンが順当勝ち。

 B(41〜50歳)74kg級はクリナップ監督の今村浩之さん(福島・いわき市レスリング教室)が勝ち、C(51〜60歳)60kg級は1981年世界選手権優勝の朝倉利夫さん(国士大教)が勝った。

 E(65歳以上)60kg級には、米盛勝義さん(神奈川・神奈川レスリングクラブ)が83歳にして参加。自らの持つ最年長出場記録を更新。同級は今村房雄さん(千葉・柏レスリング教室)が優勝した。

 今年から女子の部が行われ、太田章レスリングクラブの2選手が参加。全日本選手権にも出場したことのある西村優美さんと、64歳にして出場した山田純子さんが対戦したが、年齢差がありすぎるため、特別措置でともに1位と認定された。

 2002年の第1回大会から今大会まで連続出場を続けているのは

 米盛勝義さん(E=65歳以上=60kg級)
 青山紫郎さん(D=61〜64歳=96kg級)
 新津秀明さん(C=51〜60歳=74kg級)
 安田昭司さん(C=51〜60歳=66kg級)
 柳沢義則さん(B=41〜50歳=+96kg級)
 小松誉憲さん(B=41〜50歳=74kg級)
 木村  章さん(B=41〜50歳=66kg級)
 中村満良さん(B=41〜50歳=66kg級)
 五位塚悟さん(B=41〜50歳=66kg級)

※大会結果 ⇒ クリック(pdfファイル)


2面マットで熱戦を展開。 A60kg級優勝、日体大で活躍した関川博紀さん。今秋の新潟国体にも出場か? A66kg級優勝、山梨学院大〜自衛隊で活躍した勝目力也さん。現在は横浜修悠館高のコーチ。 A74kg級決勝は小柴健二さん(青)と天谷満博さんの高校監督対戦で、小柴さんが勝つ

B74kg級はクリナップを率いる今村浩之さんが優勝。同チームに活力を与えることができるか。 C60kg級は元世界王者の朝倉利夫さんが圧勝。「元世界王者の参戦は反則」との声も。 C60kg級には米国在住の橋本恵佐男さんが一時帰国中に参加(青)。この大会も国際的? C84kg級で前全日本女子監督の鈴木光さん(青)と日本協会・村本健二前総務委員長が初戦激突。鈴木さんが勝ち最後は優勝。

E60kg級で最年長出場を更新し続ける米盛さん(赤)。 注目の同級は65歳になったばかりの今村房雄さんが優勝。 都道府県協会の会長として唯一参加した勝村靖夫さん。 大会の最後には懇親会。乾杯は東京五輪金メダリストの吉田義勝さん。

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