浜口京子選手(ジャパンビバレッジ)が4・5全日本女子選手権を欠場へ【2009年2月21日】



 ジャパンビバレッジの金浜良レスリング部監督は2月20日、同社所属の北京五輪女子72kg級銅メダリスト、浜口京子選手が4月4〜5に東京・駒沢体育館で開催される全日本女子選手権(シニアは5日)に出場しないことを明らかにした。

 金浜監督によると、同選手は昨年10月の世界女子選手権(東京)のあと、約2ヶ月の完全休養を経て、年明けに練習を再開。現在はスパーリングも行うなど、五輪前の練習に近いものに戻りつつある一方、完全燃焼したあと、4月の全日本女子選手権を経て、9月の世界選手権に出場するには、100%の気持ちで挑戦することができないとの結論に達したという。

 全日本合宿にも参加せず、「2009年は、15年間同じサイクルで続けてきた競技に対して、新しい向き方をしていきたい」とのことで、浜口道場で焦らずに時間をかけて練習を続け、練習の成果を確認する場として、今まで出場したことのない海外の大会に出場することを考えているという。具体的な復帰戦としては、夏前の海外の大会を検討している。


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