全日本女子チームがアジア選手権前の合宿スタート【2009年4月23日】



 アジア選手権(5月2〜7日、タイ・パタヤ)の日本代表選手を中心とする全日本女子チームが4月22日、東京・ナショナルトレーニングセンター(NTC)で今年度第1回の合宿をスタートさせた。

 全日本女子選手権(4月5日)が終わり、アジア選手権の代表が決まってから初めての合宿には、日本協会の高田裕司専務理事が来訪。「アジア選手権では自信を持って積極的に攻めろ。負けてもいいから積極的に攻めることが将来につながる」と激励。結果もさることながら、内容があって次につながるレスリングを重視する姿勢を示した。

 栄和人・女子強化委員長(中京女大教)は「オリンピック選手はだれもいない若いメンバーであるにかかわらず、専務理事がわざわざ激励に来てくれたことに、協会の新チームへの並々ならぬ期待を感じ、気が引き締まった。アジア選手権は全階級で優勝を狙っていくが、専務理事の気持ちにこたえる内容のある試合をさせたい」と話した。なお、新体制から全日本コーチに就任した吉田栄勝コーチ(アイシン・エイダブリュ)が初参加し、日本代表選手ほか参加選手に指導をスタートした。

 合宿は28日まで。29日にNTCからタイ・パタヤへ向けて出発する。 


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