三村冬子(日大)が2年連続優勝、佐藤文香(中京女大)が銅…世界ジュニア選手権第4日(女子)【2009年8月8日】
世界ジュニア選手権第4日は8月7日、トルコ・アンカラで女子4階級が行われ、48kg級の三村冬子(日大)が5試合に勝ち、昨年に続いて2年連続で優勝した。決勝は今年の欧州ジュニア・チャンピオンのリュボフ・サルニコバ(ロシア)を2−1で下した。三村は2006年に銅メダル、2007年に銀メダルを獲得しており、4年連続でメダル獲得となった。
63kg級の佐藤文香(中京女大)は2回戦(初戦)でシニアの欧州3位のハンナ・ヨハンソン(スウェーデン)に敗れたものの、敗者復活戦と3位決定戦に勝ち銅メダルを獲得した。55kg級の新井千明(早大)は2回戦で欧州ジュニア・2位のアナスタシヤ・グリゴリエバ(ラトビア)に黒星。敗者復活戦を勝ち上がって3位決定戦に進んだものの、北京五輪代表のマルワ・アミリ(チュニジア)に敗れ5位に終わった。
この日で女子が終了。日本は「金1・銀1・銅2」で、昨年の「金2・銅3」を下回った。国別対抗得点は、72kg級の派遣なしも響き、47点で3位に終わった。1位はロシア(67点)、2位はウクライナ(50点)。
各選手の成績は下記の通り。
◎女子
【48kg級】三村冬子(日大) 優勝=20選手出場
1回戦 ○[フォール、1P(F9-0)]Sanela Mehdovic(オーストリア)
2回戦 ○[2−0(3-0,2-0)]Melanie Lesaffre(フランス)
3回戦 ○[フォール、1P(F6-0)]Oh Hyun-young(韓国)
準決勝 ○[ ? ]Mariya Livach(ウクライナ)
決 勝 ○[2−1(1-5,1-0,2-0)]Ljubov Salnikova(ロシア)
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【55kg級】新井千明(早大) 5位=27選手出場
1回戦 ○[2−1(0-1,5-0,1-0)]Lisa Mattsson(スウェーデン)
2回戦 ●[1−2(1-0,0-1,1-2)]Anastasija Grigorjeva(ラトビア)
敗復戦 ○[2−0(2-0,6-0)]Olivia Neagu(ルーマニア)
敗復戦 ○[2−1(0-3,2-0,5-0)]ABDILDINA Aiyim(カザフスタン)
3決戦 ●[フォール、1P(F0-4)]Marwa Amri(チュニジア)
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【63kg級】佐藤文香(中京女大) 3位=18選手出場
1回戦 BYE
2回戦 ●[1−2(0-1,3-1,0-1)]Hanna Johansson(スウェーデン)
敗復戦 ○[2−0(7-0,6-0)]LAPPAGE, Danielle(カナダ)
3決戦 ○[2−0(2-1,1-0)]Iryna Netreba(ウクライナ)
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【72kg級】=派遣なし
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《国別対抗得点》
[1]ロシア 67点、[2]ウクライナ 50点、[3]日本 47点、[4]スウェーデン 26点、[5]米国 25点、[6]チュニジア 24点