ロシア女子代表が判明、59kg級の国籍規定違反は認められるか?【2009年9月18日】
ロシア・レスリング協会のホームページは、世界選手権(女子は9月23〜25日、デンマーク・ヘルニング)の代表選手を下記の通り掲載した。63kg級は第1エントリーのアレナ・カリタホバではなく、昨年の世界選手権2位の ボロソバ、72kg級は ペレペルキナ
59kg級にはオルガ・キオソバがエントリーしたが、この選手はオルガ・スミルノバが結婚して姓を変えた選手。スミルノバは2004年アテネ五輪55kg級にロシアから出場し、2006年にカザフスタンへ国籍を変えてアジア大会に出場。昨年の北京五輪もカザフスタン代表で出場した。
国際レスリング連盟(FILA)の規定では、国籍を変えた場合は2年間、新しい国で試合をすることができず、国籍を元に戻して出場することはできないと明記されている。このエントリーは二重の規定違反になる。果たして出場が認められるか。
▼48kg級 Lorisa Oorzhak=07年欧州1位
▼51kg級 Marina Vilmova=08年世界5位
▼55kg級 Natalia Golts=07年世界3位
▼59kg級 Olga Kiosova=08年北京五輪55kg級7位
▼63kg級 Lubov Volosova=08年世界2位
▼67kg級 Julia Bartnovskaya=09年欧州3位
▼72kg級 Alain Perepelkina=06年世界3位