チャレンジはスポンジの投げ入れへ変更、シングレットの背には姓も表示へ【2009年9月21日】



 【ヘルニング(デンマーク)、樋口郁夫】国際レスリング連盟(FILA)は9月20日、当地で行われる世界選手権の会場内でテクニカル・ミーティングを開催し、チャレンジ(ビデオ・チェック要求)を、従来のホワイトボードを掲げるやり方から、スポンジ(青コーナーは青、赤コーナーは赤)をマットに投げ入れるやり方に変更することを決めた。世界選手権から実施する。

 ホワイトボードを掲げるやり方では、審判団がそれに気づかないケースがあり、業を煮やしたセコンドがホワイトボードをマットに投げ入れることがあって危険を伴うため、柔らかいスポンジを投げ入れる方法に変更した。

 また、この世界選手権からシングレットの背に国名だけではなく、名前も英語で明記することが通達されており、徹底をはかるという。表示されていない場合は、会場内でシングレットに加工してくれるという(右写真=初日の計量会場。まだ約半分の選手しか姓の表示はなかったが…)


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