新潟のエース、フリースタイル74s級の萱森浩輝(新潟県央高工教)らが勝ち進む…トキめき新潟国体が開幕【2009年9月27日】



 第64回国民体育大会「トキめき新潟国体」が9月27日、新潟県新潟市の白根カルチャーセンターで開幕した。第1日は男子フリースタイルの2回戦までが行われ、新潟県のエース、成年フリースタイル74s級の萱森浩輝(新潟・新潟県央工高教)が、初戦の2回戦で全日本学生王者の高谷惣亮(京都・拓大)を破ってベスト8に進出した。

 悲願の優勝を狙う新潟県勢は、成年60s級に世界ベテランズ選手権で優勝を飾った関川博紀(新潟東高教)を投入。15歳以上も年下の大学生を寄せ付けず準々決勝に駒を進めた。

 60s級には北京五輪銅メダリストの湯元健一(和歌山・ALSOK綜合警備保障)が、五輪以来の公式戦に出場し、2回戦を勝ち抜いた。一方、2006年世界3位の高塚紀行(茨城・日大職)は、2回戦で全日本選手権2位の大館信也(埼玉・自衛隊)に敗れた。

 少年の部では、1年生インターハイ王者となった50s級の山崎達哉(東京・自由ヶ丘学園)、55s級の高橋侑希(三重・いなべ総合学園)らが順当に勝ちぬいた。昨年、74s級高校五冠王の北村公平(京都・京都八幡)は96s級にエントリー。2階級のハンデをはねのけ、いつも通りの持ち上げタックルを決めてベスト8に進出した。

 28日は成年、少年とも決勝までが行われる。


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