成年55kg級の平尾清晴（新潟県協会）が地元優勝を飾る…新潟国体最終日【2009年10月１日】



　第64回国民体育大会「トキめき新潟国体」最終日は、9月30日、新潟県新潟市白根カルチャーセンターで成年と少年のグレコローマン決勝までが行われ、成年55�s級では、６月の全日本選抜選手権大会で準優勝した平尾清晴（新潟・新潟県協会）が、全日本２位の実力を持つ峯村亮（神奈川・神奈川大職）を倒して優勝。悲願の地元優勝を成し遂げた（右写真＝右から２人目が平尾）。

　成年66�s級では、清水博之（滋賀・自衛隊）が、2007年60kg級世界２位の笹本睦（神奈川・ＡＬＳＯＫ綜合警備保障）を破って優勝した。
　
　96�s級では、デンマーク世界選手権のフリースタイル96�s級代表の磯川孝生（山口・徳山大職）が帰国直後にかかわらずに強行出場。連戦の疲れも見せず、決勝戦もフォール勝ちで快勝した。

　少年の部では、60�s級の近藤達矢と66�s級の花山和寛の愛媛・八幡浜工のＷエースがそろって優勝。近藤は選抜、インターハイに続いて三冠目、花山はインターハイ、高校グレコ選手権に続いての三冠を達成した。来年の国体開催地である千葉は、96kg級の桜井聡紀（千葉・八千代松陰）がインターハイ、高校グレコ選手権に続いて３つ目のタイトルを獲得した。

　県別対抗戦では、霞ヶ浦高の選手４人が優勝し、少年の部で点数を稼いだ茨城が総合64.5点で総合優勝。２位は、優勝者はなかったもののコンスタントに入賞し60.5点となった三重。３位は57.5点で埼玉が入った。開催県の新潟は、成年フリースタイル74�s級の萱森浩輝（新潟県央工高教）が準優勝、成年グレコローマン55�s級で平尾が優勝したが、成年フリースタイル重量級コンビの初戦敗退が響いて11位に終わった。

　各階級の成績は下記の通り。

　◎成年グレコローマン

　【55�s級】＝16選手

　▼準決勝
平尾清晴（新潟・新潟県協会）○[２−１]●峯村亮（神奈川・神奈川大学職）
山下誠司（高知・群大ク）○[２−０]●織田康博（京都・海洋高）

　▼決勝
平尾清晴（新潟・新潟県協会）○[２−０]●山下誠司（高知・群大ク）

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　【60�s級】＝18選手

　▼準決勝
城戸義貴（熊本・自衛隊）○[２−０]●佐々木遼（静岡・拓大）
倉本一真（滋賀・山梨学院大）○[２−１]●谷岡泰幸（山口・自衛隊）

　▼決勝
城戸義貴（熊本・自衛隊）○[２−０]●倉本一真（滋賀・山梨学院大）

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　【66�s級】＝16選手

　▼準決勝
笹本睦（神奈川・ＡＬＳＯＫ綜合警備保障）○[２−１]●江藤紀友（埼玉・自衛隊）
清水博之（滋賀・自衛隊）○[２−０]●西田哲人（鹿児島・自衛隊）

　▼決勝
清水博之（滋賀・自衛隊）○[２−１]●笹本睦（神奈川・ＡＬＳＯＫ綜合警備保障）

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　【74�s級】＝17選手

　▼準決勝
井上智裕（兵庫・日体大）○[２−１]●岩崎裕樹（香川・楢原）
角功介（青森・自衛隊）○[２−０]●菊地心（北海道・同志社大）

　▼決勝
角功介（青森・自衛隊）○[２−１]●井上智裕（兵庫・日体大）

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　【84�s級】＝22選手

　▼準決勝
天野雅之（福岡・中大）○[２−０]●伊藤諒（埼玉・自衛隊）
矢野将章（奈良・専大）○[２−０]●境寛矢（長崎・徳山大）

　▼決勝
天野雅之（福岡・中大）○[３Ｐフォール]●矢野将章（奈良・専大）

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　【96�s級】＝22選手

　▼準決勝
磯川孝生（山口・徳山大職）○[２Ｐフォール]●森保弘（三重・朝明高教）
曽我部健（徳島・日亜化学工業）○[２−０]●有薗拓真（兵庫・山梨学院大）

　▼決勝
磯川孝生（山口・徳山大職）○[２Ｐフォール]●曽我部健（徳島・日亜化学工業）

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　【120�s級】＝21選手

　▼準決勝
中村淳志（奈良・カンサイ）○[２−０]●平川臣一（福岡・専大）
沢田直樹（山口・山口県協会）○[２−０]●河野隆太（三重・青学大）

　▼決勝

中村淳志（奈良・カンサイ）○[２−０]●沢田直樹（山口・山口県協会）

　◎少年グレコローマン

　【50�s級】＝16選手出場

　▼準決勝
守田将弘（佐賀・鹿島実業）○［２−０］●香川智彦（奈良・添上）
玉城考（愛媛・八幡浜工）○［２−１］●吉田剛（秋田・明桜）

　▼決勝
守田将弘（佐賀・鹿島実業）○［２−０］●玉城考（愛媛・八幡浜工）

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　【55kg級】＝18選手出場

　▼準決勝
池田圭介（群馬・館林）○［２−０］●山田直哉（兵庫・育英）
石原拓朗（山梨・韮崎工）○［２−１］●濱本豊（山口・鴻城）

　▼決勝
石原拓朗（山梨・韮崎工）○［２−０］●池田圭介（群馬・館林）

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　【60�s級】＝16選手出場

　▼準決勝
青木成樹（静岡・飛龍）○［３Ｐフォール］●池田寛（徳島・池田）
近藤達矢（愛媛・八幡浜工）○［２−０］●北村龍（熊本・玉名工）

　▼決勝
近藤達矢（愛媛・八幡浜工）○［２−１］●青木成樹（静岡・飛龍）

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　【66�s級】＝25選手出場

　▼準決勝
花山和寛（愛媛・八幡浜工）○［２−０］●赤地俊樹（岐阜・岐阜工）
瀧澤廉太郎（新潟・北越）○［２−０］●阪本卓眞（和歌山・熊野）

　▼決勝
花山和寛（愛媛・八幡浜工）○［２−０］●瀧澤廉太郎（新潟・北越）

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　【74�s級】＝19選手出場

　▼準決勝
榊真嗣（大分・日本文理大付）○［２−０］●中村隆春（三重・鳥羽）
加賀谷庸一朗（秋田・秋田商）○［２−１］●宮橋直人（滋賀・日野）

　▼決勝
加賀谷庸一朗（秋田・秋田商）○［２−１(2-0,1-0）］●榊真嗣（大分・日本文理大付）

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　【84�s級】＝27選手出場

　▼準決勝
菊池崚（茨城・霞ヶ浦）○［２−１］●深澤孝太朗（静岡・焼津中央）
大阪昴（秋田・秋田商）○［２−０］●奥田啓介（三重・朝明）

　▼決勝
大阪昴（秋田・秋田商）○［２−０］●菊池崚（茨城・霞ヶ浦）

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　【96kg級】＝24選手出場

　▼準決勝
桜井聡紀（千葉・八千代松陰）○［２−０］●志喜屋正明（沖縄・浦添工）
田中哲矢（鹿児島・鹿屋中央）○［２−０］●松野裕也（茨城・霞ヶ浦）

　▼決勝
桜井聡紀（千葉・八千代松陰）○［２−０］●田中哲矢（鹿児島・鹿屋中央）

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　【120�s級】＝18選手出場

　▼準決勝
前川勝利（茨城・霞ヶ浦）○［２−０］●生井沢将也（神奈川・磯子工）
坂元将悟（大分・日本文理大付）○［２Ｐフォール］●戸塚誠（千葉・佐倉南）

　▼決勝
前川勝利（茨城・霞ヶ浦）○［２−１］●坂元将悟（大分・日本文理大付）

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