伊調馨が優勝、伊調千春(ともにALSOK綜合警備保障)は3回戦で負傷棄権…ディノス招待トーナメント【2009年10月25日】
【カルガリー(カナダ)、オダガキ・浦野・弥生】2004年アテネ・2008年北京両五輪女子63kg級金メダリストの伊調馨(ALSOK綜合警備保障)と、両五輪48kg級銀メダリストの伊調千春(同)の約1年2ヶ月ぶりの大会となった「ディノス招待トーナメント大会」が10月24日、カナダ・カルガリーで行われ、伊調馨が3試合に快勝して優勝、復帰戦を飾った。51kg級に出場した伊調千春は、3回戦で痛めていた首と背中の負傷のために棄権した。
両選手は今年4月からカナダに滞在していた。両選手の成績は下記の通り。
【51kg級】伊調千春(ALSOK綜合警備保障) 11選手出場
1回戦 BYE
2回戦 ○[2−0(1-0,3-0)]Coralynn Sheppard(カナダ)
《試合経過》伊調が相手のタックルを切ってバックに回るなどしてポイントを重ねた。
3回戦 ●[不戦敗]Vannessa Wright(カナダ)
【63kg級】伊調馨(ALSOK綜合警備保障) 優勝=7人出場
1回戦 ○[フォール、1P(F4-0)]Tessa Plana(カナダ)
《試合経過》伊調が引き落として、一気にフォール。
準決勝 ○[フォール、1P(5-0)]Brittany Cochran(カナダ)
《試合経過》伊調が引き落として、またさきからフォール。
決 勝 ○[2−0(2-0,3-0)]Danielle Leppage(カナダ)
《試合経過》伊調が引き落としてバックに回り、グラウンド・レスリング。正面タックルが決まり、グラウンドで攻撃。相手のタックルを切ってバックに回るなど。終始攻めて快勝。