荒木田進謙(専大)がB・ムジコフ(山梨学院大)の学生四冠王を阻止…全日本大学選手権最終日【2009年11月15日】



 内閣総理大臣杯全日本大学選手権最終日は11月15日、大阪・堺市金岡公園体育館で3階級が行われ、120kg級は世界選手権代表の荒木田進謙(専大)が、準々決勝で昨年の学生四冠王者、ボリス・ムジコフ(山梨学院大)を2−0(1-0,1-0=2:19)で撃破。準決勝、決勝もフォールで勝ち、ムジコフの2年連続学生四冠王を阻止するとともに3年ぶり2度目の優勝を飾った。

 84kg級はJOC杯ジュニアオリンピック優勝の山口剛(早大)、96kg級は金沢勝利(山梨学院大)がそれぞれは優勝を飾った。

 大学対抗得点は、前日2位以下を大きく引き離していた拓大が、この日は優勝こそなかったものの、42点をマークして2年ぶり3度目の優勝(右写真)。2位は32点をマークした専大、3位は2階級で優勝した山梨学院大が31点で入った。最優秀選手賞は74kg級優勝の高谷惣亮(拓大)。

 各階級の成績は下記の通り。


《トーナメント表》
入賞者一覧表 55kg級 60kg級 66kg級 74kg級 84kg級 96kg級 120kg級 大学対抗得点

 【84kg級】=26選手出場

 ▼準決勝
鈴木聖二(専大)○[フォール、2P0:54(6-2,F7-0)]●境寛矢(徳山大)
山口剛(早大)○[2−0(1L-1,1L-1)]●天野雅之(中大)

 ▼3位決定戦
境寛矢(徳山大)○[フォール、1P1:59(F7-1)]●佐藤良樹(国士舘大)
天野雅之(中大)○[2−1(0-2,1-0=2:30,3-1)]●永田裕城(日大)

 ▼決勝
山口剛(早大)○[2−1(0-3=2:04,3-1,3-0)]●鈴木聖二(専大)

 《7位以下順位》[7]藤原康祐(同志社大学)、[8]徳山利範(明大)


 【96kg級】=25選手出場

 ▼準決勝
金沢勝利(山梨学院大)○[フォール、1P1:45(F5-3)]●佐藤洋輔(明大)
入江泰久(神奈川大)○[2−0(1-0,1-0)]●藤本健治(拓大)

 ▼3位決定戦
本田博士(中大)○[2−0(1-0,1-0)]●佐藤洋輔(明大)
藤本健治(拓大)○[2−0(1-0,1-0)]●亀井謙吾(日本文理大)

 ▼決勝
金沢勝利(山梨学院大)○[2−1(0-1=2:03,3-0=2:24,TF7-0=1:41)]●入江泰久(神奈川大)

 《7位以下順位》[7]沢田茂康(東洋大)、[8]嶋田裕大(国士舘大)


 【120kg級】=25選手出場

 ▼準決勝
荒木田進謙(専大)○[フォール、1P0:40(F4-0)]●河野隆太(青山学院大)
相沢優人(日大)○[2−0(1-0,1-0)]●渡辺文博(明大)

 ▼3位決定戦
ボリス・ムジコフ(山梨学院大)○[フォール、2P(4-0,F6-0)]●河野隆太(青山学院大)
渡辺文博(明大)○[2−1(0-1,3-1,1-0)]●藤川裕貴(東洋大)

 ▼決勝
荒木田進謙(専大)○[フォール、1P1:22(F4-0)]●相沢優人(日大)

 《7位以下順位》[7]須惠勝貴(桃山学院大)、[8]宮田直規(神奈川大)


 《大学対抗得点》

[1]拓大 42点、[2]専大 32点、[3]山梨学院大 31点、[4]日大 25.5点、[5]早大 25点、[6]国士舘大 22.5点、


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