【訃報】ミュンヘン五輪代表 谷公市氏【2008年1月6日】








 1972年ミュンヘン五輪のグレコローマン90kg級代表の谷公市(たに・きみいち)氏が1月4日早朝、心不全のため死去されました。59歳。通夜は7日午後6時から、告別式は8日正午から、いずれも自宅(和歌山県東牟婁郡串本町くじの川1060−115、電話0735-62-4714)で。喪主は妻・きみ子さん。

 同氏は国士大時代の1968年にグレコローマン・ミドル級で優勝。グレコローマンの「20歳5ヶ月3日」での全日本王者は、当時大会史上2位の若さで、現在では5位。23歳で国士大出身の選手として初めてミュンヘン五輪グレコローマン90kg級へ出場し、2試合に勝って7位へ。全日本選手権はグレコローマンで5度、フリースタイルで3度優勝している。

 選手活動引退後は和歌山県の高校教員として、同県の発展に尽力していた。



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