男子グレコローマン・チームが2月17日からハンガリー遠征へ【2008年1月16日】








 男子グレコローマンの五輪代表候補選手が2月17日からハンガリーへ遠征し、欧州チームと合同合宿で実力養成をはかることになった。55kg級・長谷川恒平(福一漁業)、74kg級・岩崎裕樹(ホテル銀水荘)、84kg級・松本慎吾(一宮運輸)が2月28日まで、60kg級・笹本睦(ALSOK綜合警備保障)、66kg級・藤村義(自衛隊)、74kg級・鶴巻宰(自衛隊)、96kg級・加藤賢三(自衛隊)が3月4日まで。

 笹本らの組は2月28〜29日にソンバトヘイで行われるワールドカップを視察したあと、3月1〜2日に同地で行われる「ハンガリー・グランプリ」(ゴールデンGP大会)に出場する予定。伊藤広道(自衛隊)、嘉戸洋(環太平洋大教)の2人のコーチが同行する。

 合宿には、現段階の情報でロシア、ルーマニア、スウェーデン、チェコが参加する予定。伊藤コーチは「五輪出場権を獲得に行く選手は外国選手との闘いで実力を養成してほしい。(五輪代表に決まった)笹本はライバルのエウセビウ・ディアコヌ(ルーマニア)と練習でき、いい遠征になると思う。加藤はこの前の世界選手権で首投げなどを研究されている。今回は首投げを封印するくらいのつもりで他の技を磨いてほしい」と注文した。



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